山形大学は、技能実習生など日本で働く外国人が増えていることから、岩手大学と、秋田県にある国際教養大学などと協力して、今月から外国人に日本語を教える人材を育成する講座を開設した。
講座には、日本語教師の経験がある人などから選ばれた31人が参加し、14日はオンラインで「やさしい日本語」の使い方などについて学んだ。参加者たちは今後、今年秋までに講座を終える予定だということだ。
日本語教育の専門家によると、技能実習生などへの教育はボランティアが担うことが多く、高度な技能や知識がある人材をどう育成していくかが課題となっており、講座修了者たちは企業などからの依頼に応じて活動していくということだ。
講座を発案した山形大学の内海由美子教授は「外国人が日本語を使って仕事をできるようになるにはプロの日本語教師が必要だ。今後は、ゼロから日本語教師を目指す人のための講座も開催していきたい」と話した。
参照:NHK
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日本語教師キャリア マガジン編集部
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