緊急事態宣言が出されるなか、「生活に困っている」などと相談を寄せた13の外国人世帯を支援するため、神奈川県の支援団体NPO法人「ABCジャパン」が困窮した外国人世帯に食材を届けるため、箱詰め作業を行った。スタッフが米や豆、さばの缶詰めなどを、乳児がいたり、宗教上の理由で食べられないものがあったりする、それぞれの家庭の事情にあわせて作業を進めた。
このNPO法人によると、今年に入って外国人からの生活の困窮を訴える声は増えており、失業保険が切れる今後、さらに増加することも予想されるということだ。一方で、寄付でまかなっている支援のための食料は減少しており、去年の緊急事態宣言から続けてきた支援活動も先が見通せない状態にある。
「ABCジャパン」の安富祖美智江さんは「困ってもどこに助けを求めたらいいかわからない外国人も多く、できる限り支援を続けていきたい」と話した。
参照:NHK
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伊藤えり子
運営情報関東在住の現役日本語教師。日本語教育能力検定試験、日本語教師養成講座を保持。実際の指導はもちろんのことオンライン事業立ち上げや教材の開発、また一般企業で経験を活かした独自の視点で情報を発信中。日本語教師キャリア マガジンのライター
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