オミクロン株の水際対策として外国人の新規入国を原則停止している措置をめぐり、政府は、国益上の観点から配慮が必要だとして、対面授業が必要で卒業や修了の期限が迫っている国費留学生87人について、例外的に今月下旬から入国を認める方針を固めた。
政府は、来月末まで外国人の新規入国を原則停止する一方、人道上や国益上などの特段の事情がある場合は柔軟に対応を検討するとしている。
国費留学生87人の入国にあたっては、可能なかぎりまとまって来日してもらうほか、国が直接監督する施設で一定期間の待機を求めるなど、厳しい防疫措置を講じるとしている。
政府としては、今回はあくまで緊急性や公益性も踏まえた特例措置で、水際対策の厳格な運用は続けるとしていて、今後も例外的な新規入国の可否は個別の事情に応じて慎重に判断していく考えだ。
参照:NHK
The following two tabs change content below.
伊藤えり子
運営情報関東在住の現役日本語教師。日本語教育能力検定試験、日本語教師養成講座を保持。実際の指導はもちろんのことオンライン事業立ち上げや教材の開発、また一般企業で経験を活かした独自の視点で情報を発信中。日本語教師キャリア マガジンのライター
最新記事 by 伊藤えり子 (全て見る)
- 日本語教師の国家資格化 日本語教育機関認定法が成立 - 2023/5/27
- ルネサンス日本語学院の日本語教師養成講座を紹介!特長や費用は? - 2023/5/25
- 日本語教師は就職・転職先をどう選ぶ?転職する理由は?313人へ調査してみた! - 2023/5/10