日本政府が新型コロナウイルス対策として続けている外国人の新規入国禁止措置に対して、世界各国同時の抗議運動が18日から始まり、「非科学的な措置であり、私たちの顔を見て再考してほしい」と各国の日本大使館前などで訴えている。
抗議を始めたのはツイッター上などに開設された団体「ストップ・ジャパンズ・バン(日本の入国規制を止めろ)」。18日はモンゴルやポーランド、インド、マレーシアなどで約320人が参加した。
今月もあと3回、ドイツやオーストリア、スペイン、アルゼンチンなど各地でデモが予定されており、2月には日本の首相官邸前などでも抗議活動を準備しているという。
参加者らは岸田政権に対し「ほとんどの留学生はワクチンのブースター接種も終えており、(入国後も)必要な措置に応じる」と説明。「全ての外国人に明確で簡潔な入国見通しを示してほしい」と要請している。
参照:日本経済新聞
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伊藤えり子
関東在住の現役日本語教師。日本語教育能力検定試験、日本語教師養成講座を保持。実際の指導はもちろんのことオンライン事業立ち上げや教材の開発、また一般企業で経験を活かした独自の視点で情報を発信中。日本語情報バンクのライター



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