群馬県の外国人 5年連続で過去最多更新

群馬県によると、2020年12月末時点の外国人住民数は19年12月末比2.4%増の6万1461人となり、5年連続で過去最多を更新した。外国人住民数は、県人口の3.1%に達した。県は「コロナ禍で一部の技能実習生らが来日できなくなったが、それ以上に帰国できない外国人や高度人材の移住が増えた」と分析している。

国籍別では1位がブラジルで0.9%増の1万2750人。2位のベトナムは11.9%増の1万1002人。3位のフィリピンは0.3%減少した。中国は9.2%減少して4位となり、19年12月末時点(3位)から順位を下げた。5位のペルーは0.5%増だった。

市町村別では伊勢崎市が最多の1万3390人(1.8%増)、続いて太田市が1万2007人(2.7%増)。在留資格別では帰国できなかった外国人らの「特定活動」が55%増の3873人、高度人材の「技術・人文知識・国際業務」が14%増の4383人だった。「技能実習」は12%減の9394人だった。

参照:日本経済新聞

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伊藤えり子

運営情報
関東在住の現役日本語教師。日本語教育能力検定試験、日本語教師養成講座を保持。実際の指導はもちろんのことオンライン事業立ち上げや教材の開発、また一般企業で経験を活かした独自の視点で情報を発信中。日本語教師キャリア マガジンのライター