入国制限緩和 海外からの留学生支援に弁当贈る

弁当を持つ女性

コロナ禍での入国制限が緩和される中、大阪の学校で学び始めた海外からの留学生を支援しようと無償でお弁当を贈る取り組みが行われている。これは大阪市内のロータリークラブが集めた寄付金をもとにことし3月から断続的に行っている取り組みで、天王寺区にある日本語学校「大阪日本語教育センター」の留学生らに無償でお弁当を贈っている。

23日は肉や魚など4種類、あわせて73人分が用意され、贈呈式が行われた。コロナ禍での入国制限が緩和される中、多くの留学生が日本に入国し始めている一方で、アルバイトもままならず困窮している学生も少なくない。

留学生の代表でミャンマー出身のサイ・ミャッ・ピェ・エーさんは「生活が苦しい中ではじめに削るのは食費です。支援によって温かいご飯を食べることができることに胸が熱くなりました」と話した。

取り組みを行っているロータリークラブの北井雄大国際奉仕委員長は「想像以上に留学生は困窮しているので、喜んだ姿を見ることができてよかったです。これからも支援していきたい」と話した。

参照:NHK

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日本語教師キャリア マガジン編集部

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