ボランティアの日本語教師から仕事としての日本語教師に!【違いや方法について解説】

外国人に日本語を教える役割である日本語教師の約6割はボランティアで担われていると言われています。

この記事を読んでいる人の中にも「ボランティアで日本語を教えている!」「日本語教師になりたいのでボランティアで日本語を教えることから始めよう!」考えている方もいるかと思います。

日本語教師で食べていきたいと検討している人にとってはボランティアを続けていくのは難しい話です。

本記事は「ボランティアの日本語教師から仕事としての日本語教師になりたい」と考えている方に向けて主にボランティアから仕事にする方法について解説していきたいと思います。

【ボランティアから日本語教師を仕事に】ボランティアって?

そもそもボランティアとはなんでしょうか?

デジタル大辞泉によると、ボランティアとは

「自主的に社会事業などに参加し、無償の奉仕活動をする人。」

のことだそうです。

そしてなんと、その例文の中に「ボランティア精神」と並んで「ボランティアで日本語を教える」がありました…。

そのくらい、日本語を教えるということがボランティアでも通用すると言う考えが浸透しているということですね。

つまり、誰かに言われたわけでなく、自分からしかも無償で相手のために何かをすることです。

これはこのボランティアで行っている活動とは別に収入がある人なら可能かもしれませんが、お金がない人にとってこれだけで生計を立てることは不可能です。

 

ですが、ボランティア活動として行っていたことが、仕事になったという人も世の中にはいます。

では、どのようにすれば、ボランティア活動が仕事になるのでしょうか。

【ボランティアから日本語教師を仕事に】ボランティアとしての日本語教師

では、どうして日本語教師はボランティアだと言われることが多いのかというと、日本語は日本人の母語なので、誰でも話す・読む・書くことができますよね。

紙に書いている「あ」を指差し、「これは、「あ」と読みます」といえば、それで日本語を教えたということになりますから、教えるということのハードルがかなり低くなります。

そのため、日本語を教えるなんで誰でもできることという考えが広がり、誰でもできるならお金はもらえない=ボランティアという流れになってしますのです。

また、外国人にとって日本は外国です。

慣れない外国でなんとか頑張っている外国人をサポートしたいという気持ちから、ボランティアで日本語を教えてあげる人がいるということも納得できます。

 

実際に、自治体では在住外国人のための日本語クラスを行っているところが多くあります。

日本で生活をしている外国人の方々にとってはとてもありがたいことですが、日本語教師の仕事の需要は下がり、給料が低くなるということも起きてしまいます。

 

【ボランティアから日本語教師を仕事に】日本語教師を仕事にするために

では日本語教師を仕事にするために、必要なことは何でしょうか?

日本語教師ガイドラインを満たす

まず、日本語教師として働く際に求められる日本語教師ガイドラインのいずれかを満たすことです。

1)修士の資格を持ち文化庁指定の日本語教師養成420時間講座を修了している

2)日本語教育能力検定試験に合格している

3)大学で日本語教育を主専攻または副専攻を修了している

これは、先のボランティアと仕事で述べた、「質を高める」ことにつながります。

国が認めている条件なので、その分自分の日本語教師としての価値を高めることができます。

(以降、先の2つ目、3つ目に述べたことに沿って進めます。)

もし「日本語教師を仕事としてやっていきたい」がまだ「日本語教師養成420時間講座を修了していない」と言う方はまずは講座の資料請求をしてみることがおすすめです。

実際に本メディアを運営をし、日本語教師向けの就職・転職サポートを行なっている「日本語教師キャリア」に登録の日本語教師3,000名の約7割は日本語教師養成講座を修了しています。

日本語教師アカデミー」は自宅から近くの講座の資料を無料で一括で請求することができるサービスですのでぜひ使ってみてください。

経験を積む

次に、ボランティアで日本語を教えるという経験を積むことです。これは特に、ガイドラインの⑴にある養成講座に通いながらや、⑶の大学生の間に行うことがオススメです。

大学生の間は比較的ボランティア活動がしやすいので、その間に経験を積んでおくことは今後のキャリアを考える上でも役に立ちます。

なので、ボランティアで日本語を教え、ある程度経験を積んだら、日本語学校に就職したり、自分で新しくフリーランス日本語教師になったりという選択をすることもできます。

自己プロデュース

最後は、自己プロデュースですが、これはSNSで自分の活動を発信することが一番簡単で確実です。

現在、ブログやYouTube、Twitterやインスタグラムなど、様々なSNSで簡単にアカウントを登録し、情報を発信することができます。

例えば、YouTubeに日本語教育動画をアップしたり、インスタグラムに日本語の投稿を行ったりすることで、日本語を学びたいという学生が自分のことを見つけてくれる可能性もあります。

また、学生だけでなく外国人にPRして欲しいものがある人から広告費をもらい、各SNSで宣伝することもできます。

この流れを作ることができれば、カリスマ日本語教師としてフリーランスの日本語教師になることも夢ではありません。

現在、日本語教師のYouTuberの方も何人かいらっしゃいますが、まだブルーオーシャンだと言えます。

日本語教師YouTuberについてはこちらの記事に詳しくまとめておりますので御覧ください。

【YouTube】日本語教師でYouTuber!メリット有名な人を紹介

2020/2/24

 

言語習得もオンラインで行うことができるようになる時代ですので、今のうちから、日本語学校以外の収入源を確保しておいてもいいと思います。

【ボランティアから日本語教師を仕事に】まとめ

ボランティアを仕事にする際に大切なこと
  • 質を高める
  • 経験を積む
  • 自己プロデュースをする

これは、日本語教師にも同様のことが言えます。

日本語教師としての質を高めると言う観点で日本語教師養成講座を受講を検討している/興味がある方は「日本語教師アカデミー」で自宅から近くの講座の資料を無料で一括で請求してみてもいいでしょう。

ボランティアとしてできることだから仕事にならない…ではなく、ボランティアとどう差別化していくかという部分が大切だと思いますので、皆さんもぜひ日本語教師として自分に合った働き方を探してみてください。

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日本語教師 S

関西在住の現役日本語教師。日本語教育主専攻卒。新卒非常勤2年目。 若手日本語教師の目線で様々なことを発信中! 日本語情報バンクのライター