7日、東日本大震災の発生からまもなく10年となるのを前に、和歌山県内で暮らす外国人に災害についての知識や身を守る方法を学んでもらおうという催しが、和歌山市で開かれた。
和歌山県の国際交流センターなどが開いた催しには、県内で暮らすベトナム人やタイ人など21人が参加し、講師が東日本大震災の様子を写真で紹介しながら、津波の危険性や避難する場所を事前に確認しておくことの大切さなどを伝えた。また、割れたガラスなどの上を素足で歩かないように、新聞紙を使ったスリッパの作り方が紹介され、参加者たちは、説明を聞きながら実際にスリッパ作りに取り組んだ。
参加したベトナム人の女性は「ベトナムには地震がなく、日本に来て初めて地震を経験した時はパニックになってしまった。帰ったら、早速防災バッグを用意したり周りの外国人にきょう学んだことを教えてあげたいです」と話した。講師をつとめた「和歌山にほんごの会NAGOMI」の青木優子代表は、「地震がない国から訪れている人でも落ち着いて逃げられるように、きょう学んだことを生かしてほしい」と話した。
参照:NHK
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日本語教師キャリア マガジン編集部
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