大阪府は、海外出身の子どもたちの学習支援を強化しようと、新年度からオンラインを活用した日本語教育を始める方針を固めた。
大阪府内の小中学校には、海外出身の子どもや海外から帰国した子どもたちのうち、日本語の習熟が課題となっている児童・生徒が3000人以上いるとされている。
一方で、日本語の指導にあたる教員の人数は限られ多くの学校に配置することが難しいため、大阪府は、新年度から、オンラインを活用した日本語教育を始める方針を固めた。
日本語教育を受ける機会が少なく習熟が遅れているとみられる児童・生徒、130人ほどを対象とし、4人程度の少人数のグループに分けて、週に2時間ほどオンライン授業を実施する予定。
大阪府は、初歩的な単語や文章もわかりやすく教えて、日本語の習熟度を高め、そのほか教科の理解力も高めていきたいとしている。
参照:NHK
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日本語教師キャリア マガジン編集部
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