こちらの記事では、上記のような疑問を持つ方に向けて、通信の日本語教師養成講座に特化して解説します!
「資料を見ながらじっくりと比較検討したい」という方は無料で資料の一括資料請求ができる日本語教師アカデミーのサービスを使ってみるのがいいでしょう。
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(※通信でも文化庁受理の日本語教師養成講座を修了したい場合は必ず実技部分での通学が必要になります)
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目次
日本語教師になる方法は?どんな資格があるの?
まずはじめに、日本語教師になるための3つの方法についてお話したいと思います。
現在のところ、「この資格がないと日本語教師として働けない」というような、必ず取得しなければならない資格はありません。
ですが、日本に来る外国人留学生を受け入れるために「留学」という在留資格を発給する必要のある日本語学校(法務省告示校)で働く場合、以下の3つのいずれかの条件を満たしている必要があります。
日本語教師の就職先として日本語学校で働く場合が多く、また日本語学校以外でも上記の3つの条件を採用条件にあげる日本語教育機関も数多くあります。
そのことから、日本語教師になる=上記3つのいずれかを満たすと考えて良いです◎
今回はこの3つの中から、「日本語教師養成講座」について詳しく解説をしていきたいと思います!
>>日本語教育能力検定試験について詳しく知りたい方はこちら
通信で受講可◎受講費の安い日本語教師養成講座5選!
まずは、通信で受講可能な日本語教師養成講座5つを、受講費用の安い順にご紹介します!
第1位 アークアカデミー
アークアカデミーは、1987年より日本語教師養成講座を開講しており、30年以上歴史のある学校です。
受講方法は、完全通学コースとWEB受講と通学を組み合わせたコースがあります。
校舎は1つのみで、通学受講の部分は新宿駅前校に通います。
開講スケジュールは通学の場合、平日(月~金)の9:15~12:30となっています。
「検定試験対策講座」も開講しており、その他東京校・新宿校・大阪校・京都校にて、計4校の日本語学校を運営しています。
受講料は以下の通りとなります↓
入学金 0円(無料) 受講料420,000円(税別)→ 合計420,000円(税別)
他の日本語教師養成講座と比較しても、非常に安い受講費用になっています!
公式HP:アークアカデミー
第2位 資格の大原
資格スクールで有名な「資格の大原」の日本語教師養成講座です。
こちらは、理論編はWEB上で学習することができ、実践編・実習編は通学して受講していくスタイルになっています。
通学する学校は、JR「水道橋駅」・地下鉄「神保町駅」より徒歩5分の東京水道橋校となります。
理論編のWEB学習は、いつでもどこでも、スマホやパソコンなどの媒体を通して受講することができます!
実践編・実習編は通学で受講するのですが、平日の夜と土曜日に授業があるので、仕事後や休みの日を利用して受講することが可能です!
授業の振替制度も充実しています◎
養成講座の他に日本語教育能力検定試験合格も目指されている方は、資格の大原でも「検定試験対策コース」を開講しています。
受講費用は以下となります↓
420時間総合コース 理論編Web 教室通学 → 489,000円(税込)
公式HP:資格の大原
第3位 千駄ヶ谷日本語教育研究所
千駄ヶ谷日本語教育研究所は、1975年に日本語学校として設立、日本語教師養成講座は翌年の1976年に開設された長い歴史を誇る学校です。
「eラーニング+通学コース」を設置し、高田馬場校と横浜校の2校舎があります。
受講料は以下の通りです↓
→ 合計517,000円
開講スケジュールは、平日午前クラス・午後クラス・土曜日1日クラスの3つ受講タイプがあります。
高田馬場に日本語学校を運営しており、「検定試験直前対策コース」も設けています。
公式HP:千駄ヶ谷日本語教育研究所
第4位 TCJ日本語教師養成講座
TCJ日本語教師養成講座は、東京中央日本語学院が運営しており、創立 32 周年を迎える伝統的な日本語教師養成講座です。
受講方法については、「通学+eラーニングのコース」を開講しており、理論科目については通信型での受講が可能です!
通学拠点は、東京(JR総武線信濃町駅)と大阪にあります。
開講時間は、平日は午後のみ、土曜日は全日開講となっており、平日土日を混ぜた受講スタイルが可能です。
受講費用は以下の通りです↓
→ 合計517,000円(税込)
東京中央日本語学院が養成講座を運営しており、検定対策講座も開講しています。
こちらの養成講座について、インタビュー記事もありますので、ぜひご覧ください!
第5位 ヒューマンアカデミー
こちらは、全国各地に日本語教師養成講座を展開している、国内では最大規模の日本語教育機関です。
学習スタイルは、eラーニング(理論科目)と通学(実践科目)の組み合わせ型です。
開講スケジュールは、平日・土日ともに朝昼夜の全時間帯開講しており、「平日夜と土日」の組み合わせ受講も可能です◎
全国各地に通学拠点があり振替受講も可能なため、通いやすさは◎です。
受講料は以下の通りです↓
→ 合計528,000円
ヒューマンアカデミーは、東京・大阪・佐賀で日本語学校も運営しています。
また、日本語教育能力検定試験の合格を目指す「日本語教育能力検定試験対策講座」も開講しています。
公式HP:ヒューマンアカデミー
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仕事をしながらor地方にいても養成講座は受講可能です!

日本語教師養成講座は、大きく「理論科目」と「実践・実習」の2つに分かれています。
「理論科目」は通信あるいは通学で受講、「実践・実習」の部分は通学で受講するのが一般的です。
「仕事をしながら、あるいは地方にいながら養成講座が受けられるか不安・・」と考える方もいるかもしれません。
しかし、結論として全く心配はありません!
理由は、以下3つとなります。
① 「理論科目」を通信で受講できるコースを選べば、いつでもどこでも隙間時間で学習が進められる。 ② 日本語教師需要増加に伴い、養成講座は全国各地で開講されている。 ③ 大手の養成講座は、全国に校舎が設置されている。
実際に、私の知り合いで「仕事と養成講座を両立しつつ、通学途中で転勤もあったが、全国各地に校舎がある養成講座を選んだため受講場所を変えながら修了することができた」という人もいます。
受講するかを悩んでいる方も、仕事をしながらでも地方にいながらでも、様々な方法で修了することは可能ですので、ぜひ日本語教師への第一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか?
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安いだけじゃない?日本語教師養成講座を通信で受講することのデメリット3つ

通信は、いつでもどこでも自由に受講できる、かつ完全通学型と比較すると受講費用も安く抑えられるのが最大のメリットです。
一方で、通信で受講することにおけるデメリットはないのでしょうか?
養成講座は決して安い受講費用ではないので、事前に確認しておきたいポイントですよね。
そこで、通信で受講することのデメリットを3つ一覧に挙げてみました↓
① 受講スケジュールを自分で管理する必要がある
「いつでもどこでも受講が可能=受講の学習ペースは自分で管理する必要がある」ということにもなります。
つい忙しくなると、学習ペースが落ちていき、修了までかなりの時間がかかってしまうこともあるかもしれません。
通信での受講は、自己管理が苦手ではない方におすすめです!
② 知識習得が不十分になる可能性がある
忙しい時間の合間を縫って動画を視聴すると、つい流し見をしてしまうこともあるかもしれません。
そうなると、理解が進まないまま学習も進んで行ってしまうので、きちんと内容を理解しながら学習をして、分からない部分を放っておかないようにすることが大切です!
③ 日本語教師資格取得を目指す仲間ができにくい
通信で学習する間は、基本的に1人で学習を進めていくことになるので、同じように養成講座に通う仲間と出会う機会がなかなかありません。
情報交換ができる相手がいない中で、モチベーションが下がってしまったり不安になることがあるかもしれません。
そのような時は、SNSなどを通して相談できるコミュニティや相手を探してみることもおすすめします!
通信で安い&質の高い日本語教師養成講座を受けたい!注意すること3つ
最後に、養成講座受講を考えているみなさんに「安く、かつ質の高い養成講座」を探すために注意すべきこと3つを解説します!
① 文化庁受理の講座かどうか(確認必須!)
講座が文化庁に届けが出され、受理がされていないと、法務省告示の日本語教育機関で日本語を教えることはできません。
「法務省告示の日本語教育機関」とは、法務省が在留資格「留学」を付与することができると認めている日本語教育機関です。
日本語学校などで「留学生」への指導をしたいと考えている方は、必ず文化庁認定の講座を選ぶようにしてください!
② 養成講座の歴史が、ある程度長いかどうか
近年、日本語教師の需要が増えているのに伴い、日本語教師養成講座の開講数も増加してきています。
中には、受講費用は非常に安い一方で、まだ開講されて間もない講座もあります。
養成講座で、より質の高い内容を学びたいと考えている方は「その養成講座開講の歴史が、ある程度長いかどうか」という部分にも注意して選びましょう!
③ 日本語学校併設の講座かどうか
日本語教師は、現場での実践力が非常に重要です。
日本語学校を運営している機関の養成講座では、現役日本語教師や留学生と交流できる機会があるため、より質の高い内容の実践・実習を学ぶことができると考えられます。
ここまでで、養成講座を選ぶ際に注意すべきことについてお話しました。
【通信で受講可能&安い日本語教師養成講座5選】まとめ
通信の日本語教師養成講座 値段の安い順ランキング<まとめ>
・第1位 アークアカデミー
・第2位 資格の大原
・第3位 千駄ヶ谷日本語教育研究所
・第4位 TCJ日本語教師養成講座
・第5位 ヒューマンアカデミー
「資料を見ながらじっくりと比較検討したい」「1つずつ見るのが面倒だ」という方は無料で資料の一括資料請求ができる日本語教師アカデミーのサービスを使ってみるのがいいでしょう。
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伊藤えり子



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