外国人高校生の就職のチャンスを広げる講座が、浜松市東区のブラジル人学校「イーエーエス伯人学校浜松校」で始まった。コロナ禍で就職活動に苦しむ若者を支援する県の事業として始まり、日本語の会話力アップに力を注ぎ地元企業もインターンシップ受け入れに協力する。
「日本の大企業の七割は、外国人を雇用したいと考えています」と講座を担う一般社団法人「グローバル人財サポート浜松」(浜松市)の堀永乃代表理事が、高校1〜3年生のブラジル人生徒に力強く語りかけた。堀さんによると、企業側は日本語のレベルよりも、コミュニケーション能力を重視しており、説明や報告、相談などができる人材を求めているという。
講座では高校生四十人を日本語レベルに応じて三クラスに分け、来年二月まで、基礎的な日本語や、企業で使うことが多い会話表現を学ぶ。高い日本語能力を持つ三年生は、地元企業で3日間のインターンを経験する。堀さんは「可能性の幅を広げることは、将来の生活の安定にもつながる。自分に自信を持ってもらうことが目標」と語った。
参照:中日新聞
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日本語教師キャリア マガジン編集部
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