入国制限緩和 厳しい経営状況の日本語学校は期待

政府は、10月1日から原則、全世界を対象に入国制限を緩和し、ビジネス関係者に加えて医療や教育の関係者、それに留学生など中長期の在留資格を持つ外国人に日本への新規の入国を認める。
千葉県成田市にある「成田日本語学校」では、入国制限措置の影響でことし4月以降、ベトナムやネパールなどからの留学生およそ60人が来日できない状態が続いていた。学校では、これまで来日できない留学生に対してオンラインで授業を行ってきたが、授業料を受け取れず、中には来日を取りやめる留学生も出ていて、経営面で大きな打撃を受けている。
成田日本語学校の横田浩昌校長は「非常に厳しい経営状況が続いていたので、入国制限緩和はありがたい。少子化が進む日本経済を、将来支える可能性がある留学生の受け入れを再開することは大事だ」と話している。

参照:NHK

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伊藤えり子

運営情報
関東在住の現役日本語教師。日本語教育能力検定試験、日本語教師養成講座を保持。実際の指導はもちろんのことオンライン事業立ち上げや教材の開発、また一般企業で経験を活かした独自の視点で情報を発信中。日本語教師キャリア マガジンのライター