外国語を母国語とする保護者に対して、学校からの連絡伝達を円滑に行えるよう、佐賀市は小中学校から各家庭に配布する一部文書を多言語するためのひな型を作成した。授業参観や校納金、運動会など7種類の学校行事について、英語、中国語、韓国語、ベトナム語、タガログ語、5つの外国語と漢字にルビを振るなどした「やさしい日本語」版も作成する。
市国際課によると、市立小中学校には現在、日本語教育が必要な児童生徒が8カ国約60人在籍している。外国出身者に日本語学習の支援を行う市国際交流協会にも保護者から「学校の配布物の内容が分からない」などの意見があり、同課が作成した。文書は使用時に日時や場所、固有名詞などを入れ替えればすぐに使えるようになっているとのことだ。
参照:西日本新聞
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伊藤えり子
運営情報関東在住の現役日本語教師。日本語教育能力検定試験、日本語教師養成講座を保持。実際の指導はもちろんのことオンライン事業立ち上げや教材の開発、また一般企業で経験を活かした独自の視点で情報を発信中。日本語教師キャリア マガジンのライター
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