新型コロナウイルスの急速な感染拡大で、外国人にボランティアで日本語を教える仙台市内の教室では、託児サービスをやめてオンラインの授業に切り替えたり、日本文化を紹介する行事ができなくなったりする影響が出ている。
仙台市太白区の八木山市民センターでは、週2回、日本に住む外国人を対象に日本語を教える教室「日本語ティールーム」を開き、ボランティアの人たちが指導にあたっている。
ふだんは小さい子どもがいる母親なども集中して学べるよう、会場で子どもを預かる託児サービスを行っているが、新型コロナに感染する子どもが増える中、4日から子どもを預かるサービスをやめ、子どもがいる受講生は自宅でオンラインの授業を受けることとなった。
この教室では対面の授業も続けているが、マスクの着用で口の動きを教えにくくなったほか、定期的に行ってきた日本文化を紹介する行事もできなくなるなど、影響が出ているということだ。
ボランティアの代表、志田紀子さんは「これまでは子どもを預けて授業に集中できていた母親が、子どもが同じ部屋にいることで集中できなくなるのではと懸念しています。教室は続ける必要があるので、オンラインの授業の質を高めていきたい」と話している。
参照:NHK
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日本語教師キャリア マガジン編集部
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