新型コロナウイルスの水際対策が緩和されたことを受けて、栃木市の企業では、外国人技能実習生の2年ぶりの受け入れに向けた準備が進められている。
栃木市の食肉加工会社では、9年前から外国人技能実習生を受け入れていて、およそ50人の実習生がハムやソーセージの製造に携わっている。会社では一昨年2月、技能実習生16人の新たな受け入れを決めていたが、新型コロナの水際対策で入国できない状況が続いていた。
しかし先月、政府が水際対策を緩和したことを受けて、入国を待っていた技能実習生のうち15人が今月14日、ベトナムから羽田空港に到着した。15人は現在、愛知県で日本の生活習慣などを学ぶ1か月間の講習を受けていて、来月中旬から栃木市内の工場などに配属されることになっている。
会社では、およそ2年ぶりの技能実習生の受け入れに向けた準備を進めていて、18日は受け入れ担当の社員が、実習生が入居する予定のアパートの部屋で空気の入れ換えや掃除をして住環境を整えていた。
参照:NHK
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伊藤えり子
関東在住の現役日本語教師。日本語教育能力検定試験、日本語教師養成講座を保持。実際の指導はもちろんのことオンライン事業立ち上げや教材の開発、また一般企業で経験を活かした独自の視点で情報を発信中。日本語情報バンクのライター



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