海外移住を叶える10の仕事、5つの移住方法、必要な資格&スキルをまとめて解説!

海外移住を叶えるための仕事

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海外移住するのが夢!だけど、どんな仕事で海外に行けるんだろう?

今回はそんな方に向けて、「海外移住するための方法」「海外移住を叶えるためにおすすめの仕事10選」を紹介します!

それぞれの仕事内容と必要な資格・スキルもあわせて解説しています◎

さらに、最後に「よくある海外移住失敗例」や「最短で海外移住を叶えるために、今から準備できること」についてもお伝えしますので、ぜひ最後まで目を通していただければと思います。

【海外移住をするための方法5つ】

こちらでは、海外移住を考える上で知っておきたい、代表的な移住方法を5つ紹介します。

① 海外勤務のチャンスがある日本企業で働く

海外に拠点がある「商社」や「メーカー」に就職して、駐在員として海外ではたらく方法です。

現地での生活サポートや待遇も手厚いのがメリットです。

一方で、いつ駐在員になれるのか、どの国に行くのかは会社が決めるため、選択の自由があまりないのはデメリットといえます。

② 海外現地の企業に就職し「就労ビザ」を取得する

「就労ビザ」を取得して現地の会社へ就職する方法です。

移住したい国、移住したいタイミング、働きたい仕事が自由にえらべることがメリットです。

一方で、スキルがなかったり社会人経験が浅いと、就職のハードルは高くなることもあります。

③ 「ワーキングホリデービザ」を利用する

移住したい先が協定国であれば、「ワーキングホリデービザ」を利用して海外移住ができます。

国によって規定が異なりますが、基本的には30歳以下であればだれでも利用できるビザです。

ですが、基本は1年間と滞在期間に制限があるので注意が必要です。

【ワーキングホリデー制度がある26カ国】

オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、韓国、フランス、ドイツ、英国、アイルランド、デンマーク、台湾、香港、ノルウェー、ポルトガル 、ポーランド、スロバキア、オーストリア、ハンガリー、スペイン、アルゼンチン、チリ、アイスランド、チェコ、リトアニア、スウェーデン、エストニア、オランダ

④ フリーランスとして「観光ビザ」「就労ビザ」で滞在する

フリーランスとして場所を問わず仕事ができるのであれば、いわゆる「ノマドワーカー」として海外に滞在することができます。

日本人のパスポートはビザなしでも最大3ヶ月滞在できる国があるため、そういった国や観光ビザを取得するなどして、一時的に海外移住をかなえることができます

また、近年では、就労ビザの中に「フリーランスビザ」を設けている国もあります。

「現地の企業へ就職しなくても、現地でフリーランスとして仕事を得ることができれば、その国に滞在できる」というものです。

ドイツやオランダといったヨーロッパでは、フリーランスビザがある国が多いです。

⑤ 「学生ビザ」で留学する

「学生ビザ」を取得し、海外の語学学校や大学へ留学する方法です。

海外で「語学が学びたい」「特定の専門分野について学びたい」という人にはおすすめです。

一方で、がっつりと働くことはできない(アルバイトは可能)ため、経済的に負担の大きい方法ではあります。

海外移住するためには、いろいろな方法がありますね◎

さてここからは、海外で働きたい人向けに「海外移住を叶える仕事10選」を紹介したいと思います!

【海外移住を叶える仕事①】日本語教師

日本語教師

どんな仕事?

日本語教師は、日本語を母語としない人に向けて日本語を教える仕事です。

現地にある高校・大学などの公共教育機関、日本語学校などの民間学校がおもな職場となります。

日本語教育が行われている世界各国で需要があり、まさに”日本人”というアイデンティティが活かせる仕事ですね◎

特に、アジア諸国(中国・タイ・ベトナムなど)で需要の高い仕事です。

「人に何かを教えることが好き」「日本について世界に知ってもらいたい」「言語に興味がある」という人にはおすすめです!

日本語教師になるには?

日本語教師になるには、一般的に以下3つの条件のうち一つを満たしている必要があります。

  • 大学・大学院にて日本語教育専攻または副専攻
  • 日本語教師養成講座(420時間以上)修了+大学卒業
  • 日本語教育能力検定試験合格

すでに大学・大学院を卒業しているという人には、「日本語教師養成講座」か「日本語教育能力検定試験」がおすすめです◎

「日本語教師養成講座」は、民間のスクールに半年〜1年ほど通い、日本語教師になるための知識や指導方法を学びます。

「日本語教育能力検定試験」は、年1回、10月に行われる日本語教育に携わるうえで必要となる知識を問う試験に合格する方法です。

民間のスクールが開講している試験対策講座に通うか、独学で合格も可能です◎

「日本語教育能力検定試験についてもっと詳しく知りたい!」という方は、こちらの記事も合わせて読んでみてくださいね↓

【日本語教育能力検定試験とは?まとめ】受験予定or興味がある方必見!!

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「日本語教師養成講座を受講してみようかな」と考えている方は、こちらの記事をどうぞ↓
420時間日本語教師養成講座

文化庁届出受理って?日本語教師420時間養成講座の落とし穴!必見

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また、こちらから自宅近くの日本語教師養成講座のパンフレットを一括請求できますので、ぜひ活用してみてくださいね。

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【海外移住を叶える仕事②】客室業務員

空港

どんな仕事?

CAと呼ばれる客室業務員は、飛行機内において緊急時の誘導などの保安業務や乗客へのサービスを行うのが仕事となります。

アジア、中東、欧米諸国など、世界中の航空会社で募集があります。

中には、「おもてなし文化で高い接客力をもつ日本人を積極的に採用したい」と考える会社もあります◎

しかし、アジア系の航空会社は年齢制限があったり、欧米の航空会社はもともと現地で就労権を持っている人でないと応募ができなかったりなど求人によっては制限があるので注意しましょう。

「世界各地へ旅行する感覚を味わいながら仕事がしたい」「サービス業が好き」「体力には自信がある」という人にはおすすめの仕事です◎

客室乗務員になるには?

各航空会社にもよりますが、客室乗務員になるには少なくとも「専門学校卒」以上の学歴が必要です。

また、その他にも言語力(英語、中国語など)が求められる場合もあります。

外資系の航空会社であれば、業務に支障がでないレベルの英語は求められるでしょう。

客室乗務員になるために特別な資格は必要ありませんが、高いコミュニケーション力と接客スキルがあると良いでしょう◎

【海外移住を叶える仕事③】日本食の料理人

日本料理店

どんな仕事?

世界各国の日本料理店で料理人として働く仕事です。

”日本人”であることを活かせる仕事の一つですね。

さらに、料理人として働く場合は語学力はそこまで求められません。

「料理が好き」「日本食を海外に広めたい」「語学力にそこまで自信がないけど海外移住を目指したい」という人にはおすすめです!

日本食の料理人になるには?

料理人として働くために必ず必要となる資格はありませんが、調理師免許をとっておくと、採用時のアピールになるでしょう。

あるいは、日本食料理店や寿司屋で経験を積んでおくのもよいでしょう◎

【海外移住を叶える仕事④】翻訳・通訳

翻訳

どんな仕事?

外国語から日本語、日本語から外国語に翻訳・通訳する仕事です。

現地の会社で専門的な文書を翻訳したり、医療通訳など専門的な分野で通訳業務をしたりします。

まさに語学力を武器とした仕事なので、「語学力には自信がある」「語学力を活かして働きたい」という人にはおすすめです◎

翻訳・通訳者になるには?

翻訳・通訳の仕事をする上で必ず必要な資格はありません。

しかし、英語ならTOEFLなどの語学資格、「JTA公認翻訳専門職資格試験」「ビジネス通訳検定」などの翻訳・通訳の資格を取得しておくとよいでしょう。

また、資格よりも経験や実績が重視されるので、ランサーズなどのクラウドソーシングサイトで小さな仕事からはじめて経験を積むのもよいでしょう◎

【海外移住を叶える仕事⑤】観光ツアーガイド

観光ツアー

どんな仕事?

海外現地のツアーに参加する日本人に対して、現地の観光地、文化や歴史などの情報を伝え案内する仕事です。

世界中の日本人に人気な観光地で需要があります!

「海外現地の魅力を広めたい」「観光案内をするのが好き」「人が好き」という人にはおすすめです◎

ツアーガイドになるには?

ツアーガイドになるには、特に必要となる資格はありません。

しかし、ガイドをする現地の歴史・文化・習慣について深い知識をもっている必要があります。

移住したい先の情報を知るとともに、国内の訪日外国人にアテンドする仕事をしてみるなど事前にガイドとしての経験を積むこともできます。

【海外移住を叶える仕事⑥】コールセンター

コールセンター

どんな仕事?

現地のコールセンターで、オペレーターとしてお客様対応をするの仕事です。

日系企業でも、人件費の安い海外にコールセンターを設置する会社も少なくありません。

そういった会社で、日本人のオペレーターを募集していることがあります。

日本語のみで対応する場合も多く「外国語に自信がない」という人にもおすすめです◎

コールセンターで働くには?

コールセンターに働くには、特別な資格などは必要ありません。

また、他の職種と比較すると、専門的なスキルが求められないことが多く「社会人としてのスキルや経験はあまりないが、海外で働きたい」という人にチャレンジしやすい仕事です◎

【海外移住を叶える仕事⑦】プログラマー

パソコン

どんな仕事?

プログラマーは、プログラム言語を使って、さまざまなシステムやソフトウェアを作る仕事です。

海外現地の会社に属して働くか、またはフリーランスとして働くこともできる仕事です◎

また、今回紹介している仕事の中でも比較的給与が高く安定している仕事だといえます。

「比較的高く安定した給与がほしい」「すでにプログラマーとしての経験がある」という方にはおすすめです◎

プログラマーになるには?

プログラマーになるには必要な資格はありませんが、海外の企業で働く場合はIT分野での学位があること、そして経験・実績が必要になります。

一方で「フリーランスとして働きながら海外で暮らしたい」という場合は、学位は必要ないので、スクールや独学でプログラミングを学び仕事を受注することも可能です◎

【海外移住を叶える仕事⑧】現地の日系企業

オフィスビル

「すでに社会人としての経験を積んでいる」という人は、その分野での経験を活かして現地の日系企業で働く方法もあります。

一から新しい知識を学んだり、新たな資格を取得したりする必要もなく、日系企業だと語学力が求められないこともあります。

「今までの経験を活かして海外移住したい」「語学力に自信がない」という人にはおすすめの方法です◎

一方で、「せっかく海外移住するのに、日系企業で日本文化に浸るのはいやだ」という人には、あまりおすすめではありません。

【海外移住を叶える仕事⑨】ブロガー・ライター

ブロガー

どんな仕事?

文章を書くことを仕事にするのがブロガー・ライターです。

こちらは、海外現地の会社に属すのではなく、フリーランスとして海外で暮らしたいという方におすすめの仕事です。

「会社に属さずにフリーランスとして稼ぎたい」「文章を書くのが好き」という人にはおすすめの方法です◎

ブロガー・ライターになるには?

それぞれ必要な資格はありませんが、文章を書くスキルが必要です。

ブロガーは、自身のブログサイトを立ち上げて、記事を書くことによって広告収入を得たり(アフィリエイト)してお金を稼ぐことができます。

ライターは、クラウドソーシングや業務提携している会社から仕事をもらい、1記事〇〇円、1文字〇〇円といった報酬をもらいます。

経験ゼロからでも、スクールに通わずに独学で伸ばせるスキルですね◎

【海外移住を叶える仕事⑩】Youtuber・インスタグラマー

インフルエンサー

どんな仕事?

Youtuberやインスタグラマーとして広告収入を得たり、商品を販売したりしながら海外に住む方法です。

こちらも「会社に属さずにフリーランスとして稼ぎたい」という人にはおすすめです◎

また「SNSで発信することが好き」「インフルエンサーとして活躍したい」という人にもおすすめです。

Youtuber・インスタグラマーになるには?

Youtuber・インスタグラマーになるには、まず一定のフォロワーを獲得する必要があります。

すぐに稼げるようになるわけではないので、コツコツと努力をする継続力、またマーケティング力も重要になってきます。

稼げるようになるまでに時間はかかりますが、会社で雇われる場合と違い、成功すればすべて自分の資産になるのがメリットですね。

【日本人にありがちな、海外移住で失敗するポイント】

最後に、日本人によくある海外移住での失敗例を紹介します。

よくある海外移住での失敗例
  1. 憧れだけで来たけれど、現実は想像していたものとは違った…
  2. 英語力・語学力不足で、仕事が限られてしまう…
  3. スキルや経験がないまま来てしまい、仕事が見つからない…

憧れだけで、海外移住の良いイメージしか持たないまま移住してしまい、「実際に生活してみたら、大変なことばかり…こんなはずじゃなかった」なんてことも。

前もってリアルな現地の生活を知るために、実際にその国へ移住している人から話を聞いてみるのも良いでしょう◎

また、英語力・語学力不足や、自身のスキル・経験不足から、現地での仕事で悩んでいる人も多くいます。

海外移住を成功させるには、日々の努力や、しっかりと事前準備しておくことがとっても大切です!

【海外移住を叶えるに今から準備すべき3つのポイント】

海外移住を最短で叶えるためには、今すぐ海外移住の準備へ向けて行動を移すことです◎

海外へ行くための方法はたくさんありますが、簡単に行ける方法を安易に選んでしまうと後々の後悔につながります。

自分が納得できる方法で海外移住を目指すためには、できるかぎり早く準備をはじめることが大切です。

では「どんなことを準備したらいいのか?」について、大きく3つのポイントをお話しします。

海外移住を叶えるために、今すぐ準備しておきたいこと
  1. 専門的なスキルを身につける
  2. 英語力/行きたい国の語学を磨く
  3. 情報収集をする

「日本語教師として働く」「料理人として働く」「プログラマーで海外ノマドをする」など、どのような方法で海外移住をするにしても、専門的なスキルは必ず必要になります

そのため、まずは自分は何に興味があるのかを考えたうえで、専門的なスキルを身につけるようにしましょう。

そして、海外で生活するためには現地の言葉が話せる必要があります

行き先が決まっている場合は現地の言語でもいいですし、決まっていない場合はまずは英語力を磨くのが良いでしょう◎

最後のポイントは、情報収集をすることです。

海外移住は「行きたい!」と思ったらすぐに叶えられるものではなく、仕事を探したり、ビザについて調べたり、現地の生活状況を把握したりと事前準備が必要です。

せっかく夢であった海外移住なのに、行ってから「こんなはずじゃなかった…」なんてことにならないよう、ネットの情報や海外移住経験者などから話を聞いて、きちんと情報収集をしておきましょう◎

【海外移住を叶えるための仕事10選!】まとめ

  • 日本語を教えることに興味があるなら「日本語教師」
  • 接客が好き・世界各地を旅したいなら「客室乗務員」
  • 料理が好きなら「日本食の料理人」
  • 語学力で勝負したいなら「翻訳・通訳」
  • 現地の魅力を紹介したいなら「ツアーガイド」
  • 語学力に自信なし&経験なしなら「コールセンター」
  • プログラミングの経験があるなら「プログラマー」
  • 職歴を活かしたいなら「現地の日系企業」
  • 文章を書くのが好きなら「ブロガー・ライター」
  • SNSで稼ぎたいなら「Youtuber・インスタグラマー」

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日本語教師キャリア マガジン編集部

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日本語教師キャリア マガジン編集責任者。これまで1,000名以上の日本語教師との面談実績あり。特に就職や転職の分野に強く、養成講座や検定試験など日本語教育に関わる有益な情報を経験を織り交ぜながら発信中!直近では「日本語教育の質の向上」を目指している。
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