外国人観光客受け入れ2年ぶり再開 観光地で期待高まる

空港の様子

新型コロナの影響で停止していた外国人観光客の受け入れが10日、ツアー客に限定する形でおよそ2年ぶりに再開された。一日当たりの入国者数の上限2万人の範囲内で受け入れる。

受け入れの対象はアメリカや韓国、中国、イギリスなど感染リスクが低いと判断された98の国と地域からの観光客で、ワクチン接種を受けていなくても入国時の検査や待機措置は免除される。感染拡大を防ぐため、当面は添乗員付きのツアー客に限定することにしている。

これ以外の国と地域については引き続き入国目的はビジネスや留学などに限定され、観光客は受け入れの対象とはなっていない。ただインドやベトナムなど99の国からの入国者は、3回のワクチン接種で検査や待機措置が免除され、パキスタンなど4か国はこれまでどおり検査と待機を求める。

ツアーの参加者の募集やビザの発給手続きに時間がかかるため、実際に観光客が訪れるのは早くても1か月程度先の見込みだが、観光地では期待が高まっている。

一方、専門家は「マスクの着用など国内のルールをどうやって多くの人に守ってもらうかが課題だ」と指摘している。

参照:NHK

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日本語教師キャリア マガジン編集部

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