中国では、首都北京や上海で、外国人にも新型コロナウイルスのワクチンの接種を始める動きが広がっている。
中国では、去年7月に国内の医療従事者などを対象にワクチンの緊急使用を始め、その後、範囲を徐々に拡大していて、25日の時点での接種回数は、延べ9100万回以上にのぼる。こうした中、首都北京の地元政府は、26日、市内に住む外国人も、ワクチンの接種対象に含めると発表した。
中国の製薬会社「シノファーム」か「シノバック」が開発した不活化ワクチンを2回接種するとしており、北京市の保険に加入していない場合、1回につき1500円余りの費用がかかるとしている。
北京では、外国人が多く居住する地域などで通知が出され、予約の受け付けも始まった。また、上海でも外国人を対象に、29日から予約の受け付けを開始するとしている。
しかし、中国製のワクチンは日本では承認されておらず、北京にある日本大使館では、接種するかどうかは各自の判断だとしており、現地の日本人の間では対応が分かれるものとみられる。
参照:NHK
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日本語教師キャリア マガジン編集部
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