5月31日に実施された「日本語教育の質の維持向上の仕組みに関する有識者会議」にて、日本語教員の国家資格化や日本語教育機関の認定制度に関するイメージが公開された。
※ 参照:日本語教育機関の認定制度・日本語教員の国家資格(検討にあたってのイメージ)
日本語教育機関の認定に関しては、日本語登録教員になるための日本語教育過程を適正かつ確実に実施することができるという文部科学大臣からの認定を受け、文部科学省は認定された日本語教育機関の情報を多言語でネット上に公開する。さらに、認定された教育機関は学生を募集する際など、広告等に「認定日本語教育機関」である表示を付けることとする。文化庁は認定日本語教育機関に対して、必要な場合には、教育過程実施の状況報告や勧告、是正命令などを実行できるとした。
一方で、日本語教員の国家資格化に関しては、「公認日本語教師」から「登録日本語教員」へと名称変更された。登録日本語教員になるまでの流れとしては、筆記試験に合格し、指定の養成機関にて教育実習を終えた者は文部科学大臣から登録証が交付され、「登録日本語教員」に認定される。
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日本語教師キャリア マガジン編集部
運営情報日本語教師キャリア マガジン編集責任者。これまで1,000名以上の日本語教師との面談実績あり。特に就職や転職の分野に強く、養成講座や検定試験など日本語教育に関わる有益な情報を経験を織り交ぜながら発信中!直近では「日本語教育の質の向上」を目指している。
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