国際交流基金「2021年度 海外日本語教育機関調査」結果詳細を公開

2023年4月5日、国際交流基金(JF)が2021年度に実施した「海外日本語教育機関調査」について、各地域の状況や回答データをまとめた報告書、各種集計表、日本語教育機関検索サイトを公開しました。

この結果詳細では、海外における学習者数は計3,794,714人、教師数は74,592人、教育機関数は18,272機関という結果であり、新型コロナウイルスの影響もあり学習者数、教師数、機関数すべてにおいて減少が見られた。

しかしながら、今回調査における教師 1人あたりの学習者数は全世界平均で 50.9人であり、前回調査の 49.8人よりも多くなっている。

この結果から日本語教師の需要は高まっているということが言えるだろう。

今後の動向にも注目したい。

 

 以下目次参考

本調査について

1章 調査の結果概要

2章 地域別の日本語教育状況

  1. 東アジア
  2. 東南アジア
  3. 南アジア
  4. 大洋州
  5. 北米
  6. 中米
  7. 南米
  8. 西欧
  9. 東欧
  10. 中東
  11. 北アフリカ
  12. アフリカ

総括表(国・地域別の日本語教育機関数・教師数・学習者数)

調査票サンプル

※出典:国際交流基金

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日本語教師キャリア マガジン編集部

運営情報
日本語教師キャリア マガジン編集責任者。これまで1,000名以上の日本語教師との面談実績あり。特に就職や転職の分野に強く、養成講座や検定試験など日本語教育に関わる有益な情報を経験を織り交ぜながら発信中!直近では「日本語教育の質の向上」を目指している。