そんな方に向けて、こちらの記事では「会社を辞めても一生食べていける資格10選」をご紹介。
「一つの会社で定年まで勤める」という考え方が薄れてきた近年では、一つの会社に依存せず個人の力で生きていくスキル・知識を身につけたいという人が増えています。
「そうは言ってもどんな資格を取ればいいかわからない‥」とお悩みの方は、こちらの記事を通して今の時代に取るべき資格・自分に合った資格を探してみましょう!
目次
- ”会社を辞めても一生食べていける資格”とは?
- 【会社を辞めても一生食べていける資格10選①】日本語教師
- 【会社を辞めても一生食べていける資格10選②】宅地建物取引士
- 【会社を辞めても一生食べていける資格10選③】社会保険労務士
- 【会社を辞めても一生食べていける資格10選④】公認会計士
- 【会社を辞めても一生食べていける資格10選⑤】司法書士
- 【会社を辞めても一生食べていける資格10選⑥】行政書士
- 【会社を辞めても一生食べていける資格10選⑦】介護福祉士
- 【会社を辞めても一生食べていける資格10選⑧】ファイナンシャルプランナー
- 【会社を辞めても一生食べていける資格10選⑨】キャリアコンサルタント
- 【会社を辞めても一生食べていける資格10選⑩】ネイリスト
- 【会社を辞めても一生食べていける資格】まとめ
”会社を辞めても一生食べていける資格”とは?
まず前提として、以下の項目に当てはまるものが”会社を辞めても一生食べていける資格”と言えるでしょう。
- 年齢制限のない仕事に就ける資格
- 手に職つく専門性の高い資格
- 転職につながりやすい資格
- 独立開業ができる資格
上記すべてに当てはまらなくても良いですが、たとえばTOEICなどの語学系の資格や簿記試験などそれだけでは転職や開業に直接つながりにくいものは避け、できる限り専門性が高くある程度難易度の高い資格を取得しておくのがオススメです。
【会社を辞めても一生食べていける資格10選①】日本語教師
おもに外国人に日本語や日本文化を教える「日本語教師」になるための資格。
日本語教師の仕事は定年がなく、日本語学校や大学等の教育機関に勤めたり個人でオンラインレッスンをしたりなど活躍できる場が多様で、働き方の自由度が高い点が魅力の資格です。
人手不足の影響から日本政府は留学や仕事で来日する外国人を増やそうという動きに出ており、国内外における日本語教師の需要は高まりつづけることが予想されています。
さらに国内だけではなく海外の日本語教師の求人も多いため、国際交流に興味がある・将来海外で働く選択肢をもちたいという人にもおすすめの資格。
日本語教師になるためには、以下3つの条件のうちいずれか1つを満たしている必要があります。
以下3つのうち、いずれか1つの条件を満たしていること
- 日本語教育能力検定試験に合格する
- 学士の学位を持ち、文化庁に認定された420時間日本語教師養成講座を修了する
- 大学または大学院で日本語教育を専攻(副専攻でも可)
学士の学位を持っている人なら、教育実習や教案作成の仕方がしっかり学べる「420時間日本語教師養成講座」の受講がオススメ!
養成講座は全国のさまざまなスクールで開講されているため、興味がある方は以下より自宅近くにある養成講座のパンフレットを無料請求できるのでぜひ活用してみてくださいね。
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【会社を辞めても一生食べていける資格10選②】宅地建物取引士
不動産取引の専門知識を問う「宅地建物取引士(宅建士)」の国家資格。
不動産業界のみならず金融・建設業界など幅広い業界で活躍することができる資格です。
さらには、事務所を設立して自ら不動産業を営むことで独立開業も目指すことができます。
「不動産取引に興味がある」「不動産・金融・建設業界で活躍したい」という人にオススメしたい資格。
- 試験実施:年1回
- 受験料 :7,000円
- 試験内容:四肢択一式によるマークシート形式(問題数:50問/試験時間:2時間)
- 受験資格:制限なし
- 合格率 :約15%~18%
【会社を辞めても一生食べていける資格10選③】社会保険労務士
「企業の労務管理や社会保険を扱う専門家」として働くために必要なのが国家資格「社会保険労務士」。
社会保険労務士は一般企業の人事・総務部で働いたり社会保険労務士事務所に所属したり、あるいは顧問先を自ら開拓し独立開業するという選択肢も。
社会保険の手続きや雇用契約書の作成などは「社会保険労務士」の有資格者のみができる独占業務であり、平均年収は500万程度で独立開業すれば1000万以上を目指すことも可能です。
細かい作業が得意な人・人事労務関連に興味がある人にはオススメの資格でしょう。
- 試験実施:毎年1回 8月の第4日曜日に実施
- 受験料 :1万5000円
- 試験内容:「労働基準法」や「国民年金法」など10の試験科目に分かれる
■選択式 10:30~11:50(80分)
■択一式 13:20~16:50(210分) - 受験資格:学歴・実務経験・資格合格により受験資格が与えられる
- 合格率 :約6~7%
【会社を辞めても一生食べていける資格10選④】公認会計士
「会計」関連の資格のなかで最難関とも言われている「公認会計士」の国家資格。
会計のスペシャリストとして一般企業の経理・内部監査部門で働いたり監査法人に属したり、あるいは会計事務所を開いて独立開業するという選択肢も。
年収は900〜1000万円と非常に高く、安定して高い収入を得たいという人にはオススメしたい資格です。
さらに難関資格でありながら年齢や経歴問わず誰でも受験可能な国家資格なので、誰でも挑戦するチャンスがある点も魅力。
- 受験形式:短答式試験+論文式試験(※短答式試験合格者のみが受験できる)
- 試験実施:短答式試験(年2回)/論文式試験(年1回)
- 受験料 :19,500円
- 受験資格:制限なし
- 合格率 :短答式試験(22〜25%)/論文式試験(35~40%)
【会社を辞めても一生食べていける資格10選⑤】司法書士
法律関連の専門知識を問う国家試験が「司法書士試験」。
司法書士試験に合格したあとは一般企業の法務部や司法書士事務所に就職するといった方法がありますが、自分で事務所を設立し独立開業するのがもっとも一般的なルートです。
3〜5%という合格率の低さから、世界で一番難しい資格と言われることもある資格。
法律に興味がある人や、企業に勤めるのではなく独立開業を前提とした資格が取りたいという人にはオススメでしょう。
- 試験実施:年1回
- 受験形式:筆記試験(7月)+口述試験(10月)
- 受験料 :8,000円
- 受験資格:制限なし
- 合格率 :4.08%(令和3年度)
【会社を辞めても一生食べていける資格10選⑥】行政書士
官公署へ提出する書類の作成や提出業務の代理などをおこなう法律系の国家資格が「行政書士」。
遺言・相続、契約書、ビザ・国籍申請、各種許認可申請などあらゆる分野の業務を取り扱っており、士業事務所で働く場合がもっとも多く建設・不動産の一般企業に就職したり独立開業する人もいます。
正確さが求められる書類作成業務が得意な人、法律関係に興味があるという人にはオススメ。
- 試験実施:年1回
- 受験料 :7,000円
- 受験形式:筆記試験(マークシート方式・記述式あり)
- 受験資格:制限なし
- 合格率 :約8%~15%前後
【会社を辞めても一生食べていける資格10選⑦】介護福祉士
介護関係の資格は数多くありますが、そのなかでも唯一の国家資格となっているのが「介護福祉士(介護士)」。
介護士は特別養護老人ホームやデイサービスセンター、老人保健施設、訪問介護サービスなど活躍できる場が豊富にあるほか、パートタイムや正社員など働き方も多様である点が魅力です。
さらに介護業界は、超高齢化社会に突入している日本では”今後需要がなくなることはない”と言える業界でもあります。
需要が高いだけではなく、身体介護以外にも要介護者の家族へのアドバイスや介護職員への指導など、身体に負担がかからない仕事内容もあるため長く続けやすい仕事です。
- 試験実施:年1回
- 受験料 :18,380円
- 受験形式:筆記試験+実技試験
- 受験資格:①指定された養成施設等を卒業する。
②福祉系高校(2009年度以降入学)で定められた科目・単位を取得し卒業する。
③3年以上の実務経験および「実務者研修」を修了する。 - 合格率 :約70%
【会社を辞めても一生食べていける資格10選⑧】ファイナンシャルプランナー
「ファイナンシャルプランナー」は、不動産・税金・保険・年金などお金の専門家として資金計画や経済的なアドバイスをおこなう仕事。
資格取得後はお金の知識を活かして銀行・保険・証券会社などの金融機関に就職したり、税理士事務所や公認会計士事務所で働くなど活躍の場は多岐にわたります。
ファイナンシャルプランナーとして名乗るためにかならず取得しなければならない資格はありませんが、お金に関する専門的知識を身につけたい方や私生活にも得た知識を活かしたいという方にオススメです。
日本FP協会が認定する「CFP資格」と「AFP資格」の2種類がある
- 「AFP資格」:2級FP技能検定に合格し、AFP認定研修を受講・修了すると認定される。
- 「CFP資格」:「AFP資格」を持つ者が、CFP資格審査に合格し、一定の研修や実務経験を経て、認定される。
【会社を辞めても一生食べていける資格10選⑨】キャリアコンサルタント
「キャリアコンサルタント」は個人を対象に職業選択のアドバイスをおこなう専門家。
学校教育機関やハローワークなどの公的機関、人材企業、一般企業などで活躍するのがもっとも一般的なルートです。
転職が当たり前になった現代では「自分にあった職業選択をしたい」と考える人はますます増えており、今後需要が高まっていく職業でしょう。
人の相談に乗ることが好き・人と話すのが好き・人材業界で活躍したいという方にはオススメです。
- 試験実施:年3回
- 受験料 :学科試験8,900円/実技試験29,900円
- 受験形式:学科試験(50問100分のマークシート形式)
実技試験(論述は50分の記述式/面接は20分のロールプレイ形式) - 受験資格:以下いずれか1つの満たす必要がある
①厚生労働大臣が認定する講習の課程を修了した人
②労働者の職業の選択、職業生活設計又は職業能力開発及び向上のいずれかに関する相談に関し3年以上の経験を有する人
③能検定キャリアコンサルティング職種の学科試験又は実技試験に合格した方
- 合格率 :約60〜70%代
【会社を辞めても一生食べていける資格10選⑩】ネイリスト
「ネイリスト」はネイルアートをおこなう職人。
一般的にはネイルサロンに就職したり、なかには自分でネイルサロンを開いて独立している人も多くいます。
海外では日本のネイル技術は世界トップクラスとも言われており、海外で活躍するチャンスも掴めるのがネイリストの仕事。
ネイリストとして仕事をするのに必ず取得しなければならない資格はありませんが、知識の習得はもちろん就職や独立する際に役立つため事前にネイリストに関する資格取得をしておくのが良いでしょう。
美容関係に興味がある人や手先が器用な人にはオススメの資格です。
- 美容専門学校に入学し技能試験に合格する
- ネイルスクールに通ったあとに技能試験に合格する
- 通信講座を受講して技能試験に合格する
- 独学で技能試験に合格する
【ネイリスト関連の技能検定試験はこちら】
- JNECネイリスト技能検定
- JNAジェルネイル技能検定
- I-NAIL-Aジェルネイル技能検定試験
【会社を辞めても一生食べていける資格】まとめ
- 日本語教師
- 宅地建物取引士
- 社会保険労務士
- 公認会計士
- 司法書士
- 行政書士
- 介護福祉士
- ファイナンシャルプランナー
- キャリアコンサルタント
- ネイリスト
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