【住みやすい国No.1】タイで日本語教師になろう!タイの日本語教育事情や求人について

日本語教師は国内外問わず仕事が出来るので、海外で働きたいと思っている人が多いです。また、日本語教師に転職して、海外に移住したいという人も増えてきています。

タイは日本人が住みやすいと言われ、日本語教育も盛んに行われているので、海外で働きたいという日本語教師にも人気が高いです。

では、タイの日本語教育事情はどうなっているのか、現地でのネイティブ日本語教師の役割、採用条件や待遇など、タイで日本語教師になるために知っておきたい情報や求人を紹介します。

タイでの日本語教育事情

まず、タイの日本語教育事情についてまとめます。

国際交流基金による2018年度「海外日本語教育機関調査」結果(速報)によるとタイは、機関数が606(2015年)から659(2018年)で+53機関増えています。(増加率は+8.7%)

中国で働く日本語教師の数はというと、1,911人(2015)から2,047人(2018)で+136人と学習者と同じく増えています。

2015年と比べた時に全体の順位は下がっていますが、緩やかに増加が続いています。(増加率+7.1%)

タイでの日本語学習者

学習者数も173,817人(2015)から184,962人(2018)+11,145人増えています。(増加率+6.4%)

タイの学習者数は、今回の速報で順位を1つ上げて5位になりました。

学習者の内訳(2015年)は、中等教育機関が最も多く115,355人で、続いて民間の学校などを含むその他の教育機関が30,072人、高等教育機関(大学や大学院相当レベル)が24,789人となっています。

元々は高等教育機関レベルで日本語教育者数を増やしてきたタイですが、最近は中等教育機関での日本語学習が多く見られています。

これは、2010年から、中等教育機関を対象に中等教育レベルを国際化に対応できる水準にすることを目指した「WORLD-CLASS STANDARD SCHOOL」(以下WCSS)という新しい方針が導入され、文科系の生徒に限られていた第二外国語の履修が、理数系も含めた全てのクラスで可能になったことが大きく影響しています。

また、2015年度現在、日本語専攻クラスのある公立中等機関は255校であるという教育省の報告もあります。

高等教育機関だと、国立・私立大学を合わせて90以上の大学で日本語教育が行われており、東北部のコンケン大学と中部のブラパー大学には、教育学部に日本語教育専攻課程も設置されています。

タイでの日本語人気

言語学習は、その国同士の関係に影響を受けることも多いです。

タイはよく親日国家だと言われますが、その理由としては、日本とタイには歴史的な問題がないこと、タイ王室と日本の皇室が親密であることなどがあります。

また、経済的な結びつきが強く日系企業が多く進出しており、身近に日本を感じることができることも大きな理由となっています。

そのため、日系企業で働きたいと思って日本語を専攻する人もいます。

日本のアニメやドラマ、Jpopなどポップカルチャーの人気がとても高く、学習者の学習動機もこれによるところが大きいです。

日本の人気アイドルグループであるAKB48の姉妹グループBNK48(バンコク48)はタイで社会現象と呼ばれるほどに爆発的な人気を見せました。

出典元 https://www.bnk48.com

しかし、急激に増加した中等教育機関で学ぶ学生たちの中には、日本語が好きだから学ぶのではなく義務的に学んでいる人も多いです。

中等教育ではいかに日本語に興味を持ってもらうか、学習動機を見つけて継続的な学びに繋げられるかが、今後の日本語教育では必要とされてきそうです。

求人から見るタイの日本語教師

では、実際にタイの日本語教育機関で募集されている日本語教師にはどのような条件が求められているのでしょうか。

ネイティブ日本語教師の役割と応募条件

先ほど述べたようにタイでは、中等教育機関で学ぶ学習者が一番多いのです。

1981年に、日本語は後期中等教育学校(高校)の第二外国語(全部で8言語)の中の1科目に加えられ、その後教員は約70%がタイ人だが、日本人教師も30%となっており、中等教育機関で教えている日本語教師の多くはタイ人であることがわかります。

実際にタイの中高一貫校で日本語教師をしていた方にお聞きしても、中等教育機関においてネイティブの日本語教師は今も圧倒的に需要の方が高いとのことでした。大学などの高等教育機関では日本人教師の占める割合が大きいそうです。

大学の募集条件では、日本語教育に関する分野での学士・修士号を条件としているところがほとんどです。

さらに教授経験や日本語教育能力検定試験合格が問われることもあります。

担当する授業については、ネイティブ日本語教師が海外で求められる、会話(発音指導を含む)や作文が多いですが、主専攻課程がある機関では、中級指導に加えて、カリキュラム作成の手伝いや日本の大学との交流事業への協力が期待されることもあります。

民間学校の求人情報を見ていると、募集条件として挙がっているものはどこも

  • 四年制大学卒業以上(日本語を主・副専攻)
  • 日本語教師養成講座420時間修了
  • 日本語教育能力検定試験合格

 

と日本の日本語学校の告示校が求めている日本語教師ガイドラインと変わらないです。

教授経験については、未経験可の学校もあるので必須はないですが、経験によって変化すると書かれている募集もあるので、経験があればその分給料が上がる可能性が高いですね。

タイでの日本語教師の待遇

タイの日本語教師の待遇をみてみると、月収は12万から14万程度(35000THB〜40000THB)のところが多く、経験によっていくらか変動してくるようです。

タイでの現地採用者の最低月収は、50,000THB

(これは日本人のビザ要件での最低月収とされる金額です)

なので、未経験の場合経験による給料アップが見込めないので、最低月収より少し低いですね。

タイ人の平均月収は約11.5万円(32,000THB)なので、現地の月収よりは高く、物価が安い(屋台で外食する場合でも一食130円から200円)ので、生活に困ることはなさそうですね。

食べ物も安くて美味しい日本人好みのものが多いので、食文化で困ることも少なそうです。

給与以外の待遇でいうと、学校によっては家賃補助があったり、日本への渡航費用や国内の旅行手当などが出たりするところもあるようです。

タイで日本語教師の求人を探す

実際に日本語教師の求人を探す場合は求人サイトに様々な募集が載っていますので、調べてみましょう。

大学関係の求人をお探しでしたら、日本語教育学会がオススメです。

http://www.nkg.or.jp/boshu

ですが、大学の募集の場合、日本語教師の条件プラス修士や博士が求められることが多いので、誰でも応募できるわけではありません。

また、求人サイトに載っている求人は色々ありますが、時にはもう締め切りを過ぎているものや、すでに採用者が決まり受付を終了しているものが載っていることもありますので、注意してください。

せっかく見つけた求人も応募できなければ意味がありません。

求人サイトから学校HPを探して直接問い合わせるということもできますが、一つ一つ求人サイトを確認して募集を調べるのはかなり面倒くさいし、骨が折れる作業です。

そこでオススメなのが、日本語教師キャリアに登録することです。

現在募集している求人で、登録者の皆様が興味のある求人を探すことができるよう、スタッフがサポートいたします。

日本語教師キャリアでは海外の求人もご紹介していますので、ぜひ登録してみてください。

まとめ

タイで日本語教師になるために必要な情報をまとめると

  • タイでは中等教育段階の学習者が一番多いが、ネイティブの日本語教師は少ない
  • 日・タイ間は経済的な結びつきも強く日本のポップカルチャーは人気がある
  • 求人の応募条件は、日本の告示校で募集している日本語教師ガイドラインと変わらない
  • 給与は学校によって異なるが、現地採用よりも少し低い

 

タイでは、日本の日本語学校の応募条件となっている、告示校が求める条件(日本語教師ガイドライン)を満たしていなければ採用してもらえないところが多いので、注意しましょう!

日本との結びつきが強く、物価も安く住みやすいタイは、初めて海外で日本語教師になるにはぴったりの場所です。

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日本語教師 S

関西在住の現役日本語教師。日本語教育主専攻卒。新卒非常勤2年目。 若手日本語教師の目線で様々なことを発信中! 日本語情報バンクのライター