文部科学省は、新型コロナウイルスの影響で減少した外国人留学生数を、5年後をめどにコロナ前の水準に戻したい考えを示した。
コロナ前の令和元年度は、31万人ほどの留学生が来日していたが、新型コロナウイルスの影響で2割ほど減少している。政府は、このまま外国人留学生数の停滞が続けば、日本語学校の経営不振や人材不足の加速などといった、社会的な影響につながりかねないと懸念している。
そのため、外国人留学生数の回復に向けて、積極的に外国人留学生を受け入れる分野の見直しや、就職や起業の支援を強化する取り組みをおこなう予定だ。
また、国内から海外に留学する日本人留学生数も、2027年をめどにコロナ前の水準に戻したいとしている。
現在、人材不足が留学生のアルバイトで補われているという実態もあるなど、外国人留学生の減少が社会に与えるダメージは大きい。また外国人留学生だけではなく、コロナの影響で来日する技能実習生数も減っていることで、国内の人手不足がより深刻化している現状がある。
参照:NHK
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日本語教師キャリア マガジン編集部
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