【日本語学校インタビュー】JOA日本語学院の校長先生に根掘り葉掘り聞いてみた!

JOA日本語学院インタビュー

今回は 茨城県下妻市にある日本語学校「JOA 日本語学院」の校長である角谷校長にインタビューをさせていただきました。

JOA 日本語学院の教育理念や学校の特徴、また角谷校長がなぜ日本語教育に携わることになったのかと言うところまで聞いてきました。

日本語情報バンク編集担当者
本日はよろしくお願いします!
角谷校長
よろしくお願いします。

JOA日本語学院について教えてください

日本語情報バンク編集担当者
単刀直入にお聞きしますが、JOA日本語学院ってどんな学校ですか? 
角谷校長
当校は母国と日本の発展に貢献できる自律した国際人を育成すると言う教育理念を掲げている茨城県下妻市の2017年10月開校の学校です。
日本語情報バンク編集担当者
なるほど、まだまだ新しい学校なんですね。
角谷校長
おっしゃる通りです。また実は私も1年前に校長に就任したばかりで、これからって感じの学校ですよ。

JOA日本語学院の学生と教育について教えてください

日本語情報バンク編集担当者
どんな学生が在籍していますか?
角谷校長
今はほとんどがベトナムとネパールの学生でして、半々くらいでいます。ほとんどが大学や専門学校への進学を希望しています。 
日本語情報バンク編集担当者
では進学がメインの学校になるのですね!
角谷校長
はい、もちろん学生の希望次第なので学生の夢や理想に沿って教育を提供しています。 
日本語情報バンク編集担当者
なるほど、ちなみにどんな教材を使っていますか?
角谷校長
基本的にはみんにち、いわゆる”みんなの日本語”や”中級へ行こう”になります。
角谷校長
また「国際人を育成する」と言う理念にもあるように日本の歴史や文化、実社会で必要なルールやマナーも教えています。

学校の特色や施設について教えてください

角谷校長
学校自体は茨城県の下妻市と言う自然が豊かでよく言えば勉強に集中できる環境にあります。(笑) 
日本語情報バンク編集担当者
学生の将来を考えると良い立地ですね。
角谷校長
はい、また地方ということもあってJOA日本語学院は地元のみなさんとの交流もあります。地域で一体となって学生を育てることが学生にとっても地域を盛り上げるという意味でも良いと思っています。
日本語情報バンク編集担当者
素晴らしいです。施設はどうでしょうか?
角谷校長
ごくごく一般的な施設ですが、今後は電子黒板やプロジェクターなど最新設備を導入予定です。学生が学びやすい、教師が教えやすい環境を出来るだけ整えようと思っていますよ。

角谷校長について教えてください

日本語情報バンク編集担当者
そもそもなぜ日本語教育業界に携わろうと思ったんですか?
角谷校長
もともと私はオーストラリアやグアテマラの日本人学校で働いていたんです。そこで日本人なのに日本語を話せない人や日本語を習っているけど日本語が全然上達しない人を見て、日本語教師になろうと決意しました。
日本語情報バンク編集担当者
そんなことがあったんですね。では、角谷校長の日本語教育人生の中でもっとも嬉しかったこと、逆に困難だったことは何かありますか?
角谷校長
はい、嬉しいこととしてはやはり日本語を身につけてくれる学生を見ると嬉しい気持ちになりますね。困難なことは日本語をなかなか習得できない学生を見たり、日本に来ても借金の返済などで貧しい生活を余儀なくされている学生を見ると居た堪れない気持ちになりますね。
日本語情報バンク編集担当者
それらを踏まえて角谷校長が思う理想の教育ってなんでしょうか?
角谷校長
様々な学生が日本語を通して、お互いを理解して、尊敬しあえる関係を作れることが私の理想の教育です。

今後の日本語教育・学校について聞かせてださい

日本語情報バンク編集担当者
今後日本語教育はどうなっていくと思われますか?
角谷校長
留学生が少なくなり、日本語を学ぶ人も少なくなるかなと感じています。なのでその分より一人一人にあった教育、寄り添う教育が重要になってくるのではないかと思います。 
日本語情報バンク編集担当者
なるほど。ではJOA日本語学院ではどんな先生があっていて、角谷校長はどんな先生と働きたいとお思いでしょうか?
角谷校長
やはり学生の身になって考えられる、働いてくれる先生でしょうし、やる気や上昇志向がある方と一緒に働きたいなと思いますね。
日本語情報バンク編集担当者
ありがとうございます、最後に何か伝えたいことはありますでしょうか。
角谷校長
JOA日本語学院はこれから学校を大きくすること、また教育の質をあげることに力を注いでいきます。学生が学びやすい、先生が働きやすい環境になっていくと思います。よろしくお願いします!

【まとめ】JOA日本語学院

教育理念:母国と日本の発展に貢献できる自律した国際人を育成する
住所:〒304-0068 茨城県下妻市下妻丁210-1

アクセス:関東鉄道常総線下妻駅より徒歩10分
定員:100人
コース:2年、1年半、1年コース
運営母体:株式会社JOAキャリア(人材派遣会社)
在籍学生:ベトナム・ネパールからがメイン
使用教材:みんなの日本語、中級へ行こう
HP:http://joa-academy.jp/wp/ja/home-ja/

日本語情報バンク編集担当者
インタビューにご協力くださったJOA日本語学院さん、角谷校長、関係者のみなさま、ありがとうございました!

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日本語教師キャリア マガジン編集部

運営情報
日本語教師キャリア マガジン編集責任者。これまで1,000名以上の日本語教師との面談実績あり。特に就職や転職の分野に強く、養成講座や検定試験など日本語教育に関わる有益な情報を経験を織り交ぜながら発信中!直近では「日本語教育の質の向上」を目指している。
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