訪日外国人へのビザ発給 去年は過去最少 ピーク時の1%程度

外務省

外務省によると、去年日本を訪れる外国人に発給されたビザの件数は、新型コロナの水際対策による入国制限などの影響で、過去最高のビザ発給件数であった3年前の1%程度のおよそ9万件まで落ち込み、これまでで最も少なくなった。

おととし以降、新型コロナの水際対策が強化され、外国人の入国制限が続けられたことなどが大きく影響した形だ。

去年の発給ビザおよそ9万件の多くは、外国人技能実習生や人道上の配慮が必要な人などに対するもので、国籍別では、ベトナムが最多でおよそ1万5000件、次いで中国がおよそ1万2000件などとなっている。

水際対策について、政府はことし3月以降、段階的に緩和を進めていて、今後も感染の拡大防止を図りながら、着実に入国者の増加につなげていきたい考えだ。

参照:NHK

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