275人が日本語研修へ EPA 看護師・介護福祉士候補者

国際交流基金は8日、日本とインドネシアの経済連携協定(EPA)に基づく看護師・介護福祉士候補者の「日本語予備教育事業」の開講式をオンラインで行った。14期生となる看護師候補者8人、介護福祉士候補者267人を迎えた。これまで日本は同協定で約3千人の候補者を受け入れてきた。14期候補者は訪日前研修として8日から7月30日まで、日本語や日本の社会・文化的知識を身につける「日本語予備教育」をオンラインで受ける。14期生は8月以降、日本への渡航し、海外産業人材育成協会(AOTS)の日本語研修をさらに6カ月間受け、受け入れ先で就労した後、国家試験を受験する。

開講式にて、「国際交流基金ジャカルタ日本文化センター」の高橋裕一所長は「日本語レベルの向上に力をいれ、国家試験に合格できるように」と応援の言葉を贈った。式には在インドネシア日本大使館の宮下匡之経済公使、在外労働保護庁(BP2MI)のタタン・ブディ・ウタマ・ラザック主席秘書などが出席した。

参照:じゃかるた新聞

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伊藤えり子

運営情報
関東在住の現役日本語教師。日本語教育能力検定試験、日本語教師養成講座を保持。実際の指導はもちろんのことオンライン事業立ち上げや教材の開発、また一般企業で経験を活かした独自の視点で情報を発信中。日本語教師キャリア マガジンのライター