定年後に仕事を続けるための選択肢5つ|再就職・再雇用のメリット・デメリットも

定年後に仕事を続けるための選択肢5つ

定年後の仕事について考え始めているあなた。

  • 「再就職」と「再雇用」、どちらを選ぶべきだろう?
  • そもそも、定年後にできる仕事はどんなものがあるの?
  • 定年後にまったく新しいことに挑戦したいけど、何がある?

こちらは、定年後の仕事について悩む”サラリーマン”に向けた解説記事となります!

定年後にサラリーマンが選ぶ定番の仕事と、その中でも特におすすめの職業についてお話しします!

本記事の結論(概要)

定年後のサラリーマンが働く道として、大きく分けて以下5つの選択肢があります。

  1. 「再雇用」
  2. 起業する
  3. 「再就職」運転手・警備員など体力を使う仕事に就く
  4. 「再就職」一般事務などのオフィスワークをする
  5. 在宅ワークでフリーランスとして働く

在宅ワークで働ける仕事でおすすめなのが「日本語教師」という仕事です。

日本が少子高齢社会へと突入し、労働人口の減少が叫ばれている中で活躍が期待されている外国人の方々。

そんな外国人に対して日本での生活や仕事が捗るよう、日本語の教育のみならず、文化や慣習、ビジネスマナーまで教えるのが日本語教師という職種であり「これまでの経験や知識」を使いながら息の長い仕事として定年後のサラリーマンにも人気です。

もし少しでもご興味がある方は日本語教師アカデミーで資格の1つである養成講座の資料を無料で請求してみるのもいいでしょう。

【定年後は「再雇用」or「再就職」どちらがいい?】

「再雇用」とは?

「再雇用」は、定年した後も引き続き雇用する「継続雇用制度」で、定年時に一度退職して、定年後に新たに雇用契約を結ぶというものです。

似たようなもので「勤務延長制度」というものがあり、一度退職せずに、60歳の定年を65歳に引き伸ばせる制度となります。

「再就職」とは?

「再就職」は、定年退職後に自分で求人を探し、新たに就職をする方法です。

求人を探すためには、「ハローワーク」や「シルバー人材センター」、人材紹介会社を利用する方法などがあります。

「再雇用」「再就職」のメリット・デメリット

「再雇用」と「再就職」、どちらがいいのか迷っている方に向けて、それぞれのメリット・デメリットをまとめました◎

「再雇用」メリット・デメリット

  • 慣れた環境でそのまま働き続けられる
  • 新たに就職先を探す必要がなくなる
  • 厚生年金の加入期間伸びるため、受給額が増える
  • 新たな環境や、新しいことへ挑戦する機会がない
  • 定年後に再雇用されると、以前より給与が下がる

「再就職」メリット・デメリット

  • 新しい仕事や経験ができる
  • 好きな仕事や働き方が選べる
  • 65歳以降も年齢関係なく働ける
  • 新たに仕事を探す手間がある
  • 給与が下がる可能性がある

【定年後に新しい仕事を始める場合】

夕日

定年後に「再雇用」といった選択肢を取らずに、まったく新しいことを始める場合、大きく4つの選択肢があります。

① 起業する

定年後に、自分でビジネスを始めるという選択肢です。

起業と聞くと、かなりハードルが高いように思われるかもしれませんが定年後に起業する場合は年金や退職金などである程度の生活基盤ができているので、そこまで高収入を得ることは考えなくて良いようです。

とはいえ、定年後の起業においては高いリスクを冒すのは避けるべきです。

現役時代は家族の生活がかかっていてハードルが高かったが自分が好きなこと、やりたかったことにチャレンジしよう!という方には合っているのではないでしょうか?

② 【再就職】運転手・警備員など体力を使う仕事

続いては、再就職で運転手や警備員など体力を使う仕事を始めるという方法です。

上記の職業の他も含めると、以下のような仕事があります↓

  • バスやタクシーの運転手
  • 警備員
  • 清掃員
  • 介護関係

定年後に転職を希望している場合、上記の仕事は求人数も多く、仕事も見つけやすいです◎

しかしながら、やはり年齢を考えると「体力に自信がある!」「この仕事が好き!」という方以外にはあまりおすすめできる職種ではないでしょう。

③【再就職】一般事務などのオフィスワーク

続いて一般事務などのオフィスワークです。

こちらは就職先において、定年後でも働きやすく人気の職種となっています◎

しかしながら、上記の体力系の仕事と比較すると求人数も少なく、未経験ではなかなか就職しにくい職種であると言えます。

オフィスワークを希望している場合は、これまでの仕事と関係のある業界でオフィスワークの求人を探すか、あるいは事前に資格取得をするなど事前に準備をしておくことが大切です。

④ 在宅ワークでフリーランスとして働く

最後に、PC一台あればできる在宅ワークをしながら、フリーランスとして働く方法です。

ひと昔と比べると、今の時代はネット環境とパソコンさえあればできる仕事も非常に増えてきています。

在宅ワークが可能な仕事の例としては、プログラミング、WEBライティング、日本語教師などの語学教師、翻訳などがあります◎

「体力には自信がないので、在宅で働きたい」

「場所や時間に縛られずに自由な働き方がしたい」

こういった方には、在宅ワークの仕事がおすすめです!

そしてここからは、その中でも特に、需要が高くやりがいのある”日本語教師”の仕事にスポットを当ててご紹介していきたいと思います!

私自身、現在日本語教師としてフルタイムの仕事をしており、現役日本語教師の視点から、”日本語教師の魅力”や”定年後に日本語教師を選ぶことのメリット・デメリット”についてお話ししていきたいと思います。

【定年後に選ぶオススメの仕事①】日本語教師の仕事って?

日本語教師

まずは、日本語教師がどのような仕事なのかを少し詳しくお話しします。

日本語教師の仕事は、その名の通り「日本語学習者に日本語を教える仕事」です。

日本語ネイティブなら誰でも簡単に教えられるのではないか、と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、母語である日本語を日本語が分からない学習者に教えるのには、専門的な勉強が必要となります。

例えば、以下の2つの文があるとすると、①は文法的に誤った文ですよね。

①「私は日本語に勉強しています。」

②「私は日本語を勉強しています。」

日本語教師は、「これがなぜ間違いなのか?」ということを、学習者が理解しやすいように説明できなければなりません。

また、言語学的な文法や音声の知識以外にも、日本の文化や歴史、社会に対しての深い理解も必要です。

日本語教師の仕事は、単に日本語を教えるだけではなく、日本語を教えることを通して日本文化を理解してもらう、時には学習者の文化も理解する、という非常に深く、幅広い学びのある職業なのです。

そして、日本語教師の活躍の場はというと、以下のような教育機関となります。

  • 小中学校に通う外国人児童に対する指導
  • 民間の語学学校に通う生活者・留学生に対する指導
  • 大学・大学院に通う留学生に対する指導
  • 日本で働く技能実習生や一般企業に勤めるビジネスパーソンに対する指導
  • 地域の日本語教室でボランティアとして日本に住む外国人へ指導
  • 海外の日本語教育機関で指導(大学や現地の日本語学校等)
  • オンラインで国内・国外にいる学習者へ指導

近年、日本語学習者の数は増えており、日本語教師の活躍の場は、上記の通り実に幅広く教師数も不足している状況です。

そして、日本語教師は定年を設けている教育機関が少なく、さらに対人で教える他にオンラインで教える日本語教師求人も多くあるため、求人数も多く自由度の高いこの仕事は、定年後に始める職業としてメリットがいくつもあります!

ここからさらに、日本語教師にはどのような人にぴったりの職業なのかを解説していきたいと思います◎

【定年後に選ぶオススメの仕事②】日本語教師はどんな人に向いている?

上記の解説で、日本語教師の仕事や活躍の場所についてはすでにご説明しましたが、それらを踏まえて「どのような人がこの職業に向いているのか?」についてお話ししていきたいと思います!

日本語教師の仕事は、以下のような人におすすめです

  • 在宅ワークの仕事を視野に入れている
  • 時間・場所を選ばない仕事がいい
  • 海外に興味がある
  • 海外生活経験者
  • 語学が堪能である
  • 人に何かを教えるのが好き
  • 外国人と交流するのが好き
  • 全く新しいことに挑戦したい
  • 自分の国の言語や文化について深く知りたい
  • 異文化に触れたい
  • 海外で働いてみたい

いかがでしょうか?

自由な働き方ができる面も勿論ですが、「海外に興味がある」「人が好き」という方には向いていると言える職業でしょう!

反対に、以下のような方には日本語教師は向いていないかもしれません・・・。

  • 人とコミュニケーションを取るのが苦手
  • ルーティンワークが好き
  • 単純な業務が好き
  • お金を稼ぎたい、高収入な仕事に就きたい

定年はまだ少し先でも、定年後・老後に理想の仕事や生き方をするためには、そのための準備を早めにしておくことが非常に大切です◎

ここまでで、「日本語教師にちょっと興味が出てきた」と感じた方に向けて、最後に日本語教師として働く方法・準備しておくべきことについて解説します。

【定年後に選ぶオススメの仕事③】日本語教師になるには?

最後に、日本語教師として働く場合に、必要とされる資格やスキルについてお話します!

現在、国内で日本語教師として働く際に「この資格がないと教師になれない」という国家資格のようなものはありません。

しかしながら、日本語学校などの日本語教育機関で働く場合に、一般的には以下のような採用条件が求められます。

以下いずれかの条件を満たしていること

  1. 大学にて日本語教育専攻または副専攻
  2. 日本語教師養成講座(420時間以上)修了+大学卒業
  3. 日本語教育能力検定試験合格

上記のいずれかの項目を満たすことで、日本語教師として働くことができますが、大学をすでに卒業している社会人の方は、①は現実的ではないので②あるいは③を満たすことで日本語教師を目指すことをおすすめします。

「②日本語教師養成講座修了」は、民間のスクールに通いながら日本語教育についての知識や教育実習などの訓練を受けます。

修了までの期間は半年〜1年ほどで、受講費用は約50〜65万円かかります。

「③日本語教育能力検定試験合格」を目指す場合は、年一回行われる「日本語教育能力検定試験」に合格することが必要です。

試験合格のために、民間スクールの試験対策講座を受講するか、あるいは独学でも目指すことは可能です。

「定年後に日本語教師として働こう」と決めたら、定年後すぐに日本語教師として働き始めるために、今のうちに②あるいは③を満たすことを目標に準備を進めましょう!

こちらでは、養成講座や検定試験について概要のみ説明しましたが、さらに詳しく知りたい方は、ぜひこちらの記事も合わせて読んでみてください!

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【日本語教育能力検定試験とは?まとめ】受験予定or興味がある方必見!!

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また②日本語教師養成講座に関して「興味がある。詳細が知りたい!」という方は日本語教師アカデミーという資料の一括無料請求サービスがオススメです。

簡単な情報入力で自宅からお近くの講座情報が一括で、無料で請求することができます。

【サラリーマンが定年後に選ぶ仕事】まとめ

定年後の選べる働き方6つ

  1. 再就職
  2. 再雇用
  3. 起業する
  4. 肉体労働の仕事に転職
  5. オフィスワークに転職
  6. 在宅ワークのフリーランスに転職

上記6つの選択肢の中でも、「日本語教師」は魅力のある仕事です!

  • 日本語教師は「需要高」「働き方自由」
  • 日本語教師は「海外が好き」「人が好き」という人におすすめ
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伊藤えり子

関東在住の現役日本語教師。日本語教育能力検定試験、日本語教師養成講座を保持。実際の指導はもちろんのことオンライン事業立ち上げや教材の開発、また一般企業で経験を活かした独自の視点で情報を発信中。日本語情報バンクのライター
定年後に仕事を続けるための選択肢5つ