仕事は未経験、英語も話せないけれど、以前から抱いていた「海外で仕事がしたい」という夢を叶えたい方、「海外移住に興味がある」という方は必見です!
こちらは、以下のようなお悩みを持つ方に向けた「未経験×英語力なし×海外の仕事」に特化した解説記事となります◎
本記事の結論(概論)
- 日系企業のコールセンター
- 日系企業の事務・オフィスワーク
- 日本人観光客へ観光業
- 日本食の飲食業
- 日本語教師
特に 5.日本語教師という仕事は「日本人」という持って生まれた強みを活かせる仕事です。
海外では日本語がネイティブの講師(海外では日本語を学んだ外国人が教えていることも多い)は不足しており需要は高いです。
また近年ではオンラインでの日本語教育も広がりを見せており、海外どこにいても仕事ができるという点も人気の理由の1つです。
実は一部の機関を除いて、小中学校などの教員のように日本語を教えることに必ず必要となる資格はないのですが、就職を見据えると教育のスキル証明の為、持っておきたい資格の1つとして日本語教師養成講座があります。
日本語教師アカデミーでは通信を含めた講座の資料を一括で請求できますので興味のある方は、無料ですのでまずは資料をより寄せてみるのもいいでしょう。
ではここから詳しく解説していきます。
目次
【未経験×英語が話せない人ができる海外の仕事①】海外でできる仕事5選
海外で働いてみたい!けれど・・・
「これでは、海外で仕事なんて見つからないんじゃないか・・・。」
このような悩みを持つ方!
結論として、全く問題ありません!
経験がなくても、英語が話せなくても、海外でできる仕事はたくさんあります◎
まずは、”経験なし””英語力なし”でも海外で探せる「おすすめの仕事5つ」をご紹介します!
1. 日系企業のコールセンター
まずは、日系企業のコールセンターでの「オペレーター・カスタマーサポート」のお仕事です。
海外就職・転職というと、一番にこの仕事を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
こちらの仕事は、資格・経験不問で英語が話せなくても大丈夫です◎
具体的な仕事内容の一つとして、商品に関する受注や返品の受付や疑問点、使用方法などについて顧客や見込み客からの問い合わせに対応する業務があります。
または民泊・ホテルなどの予約やキャンセル、トラブルが起こった際に応対するカスタマーサービス業務などもあります。
現地企業が日本向けサービスを行い、日本人からの問い合わせを受付けるため、英語ができなくても日本語を話すことができれば業務ができる仕事です。
「人とコミュニケーションを取るのが好き・得意」という方におすすめです◎
2. 日系企業の事務・オフィスワーク
続いて、こちらも日系企業でのお仕事です。
現地の一般企業は高度なスキルや経験がない限り、わざわざ日本にいる外国籍の人材を雇うことを積極的にはしません。
一方で現地の日系企業は日本人人材を積極的に採用する場合が多いため求人数も多く、海外就職できる可能性が広がります!
さらに日系企業の中でも、事務などバックオフィスで働く職種であれば、日本語を使い日本語のみでパソコン業務を行うため、英語が話せなくても問題ありません◎
企業内は日本人が在籍しているため、日本語のみで仕事ができる環境があります。
仕事の例としては、商社の現地支社で貿易事務の仕事や、物流の仕事などがあります。
「正確性が求められるルーティンワークの仕事に向いている」という方におすすめです◎
3. 日本人観光客へ観光業
日本人観光客が多く集まる観光地では日本人観光客専門にサービスを行う日本人を採用している企業があります。
日本人はより高いサービスを求める傾向にあるため、きめ細やかなおもてなしができる日本人スタッフの需要が高いです◎
具体的には、ホテルやクルーズ船、ツアーガイドなどの仕事があります。
接客業の仕事がほとんどであるため、「旅行が好き、接客業が好き」という方にはおすすめです!
4. 日本食の飲食業
続いては日本食レストランの料理人やウェイトレスとして働く仕事です。
”料理人”と聞くと、料理関係の資格や経験が必要なのでは?と思う方もいるかもしれませんが、実際は料理に関して全くの未経験から現地で働き始めるパターンもあるようです。
また日本食レストランでは、お客様のほとんどが日本人となる場合も多く、日本語のみ話すことができれば働くことができるレストランも多く、英語に自信がないという方でも問題ありません◎
「飲食業に興味がある、接客業が好き」という方におすすめの仕事です。
5. 日本語教師
最後に教育関連の日本語教師の仕事です。
こちらは日本語を学ぶ現地の学習者に対して日本語を教える仕事です。
現地の言語ではなく、日本語を使って日本語を教えるケースがほとんどなので、英語力やその他現地の言語が話せなくても問題ありません!
また日本語を教えた経験や教師経験が不要な場合が多いので、全く経験がないという方でもチャレンジができる仕事です◎
具体的な仕事内容としては、現地の語学学校や大学などの教育機関で日本語の授業するのが主な業務となります。
「教育・語学学習に興味がある」「人と交流するのが好き」「人に何かを教えることが好き」という方はおすすめです!
ここまでで、「未経験・英語力なしでもできる海外の仕事」を5つご紹介しました◎
次は、この5つの中で「日本語教師」のお仕事について、さらに詳しく解説していきたいと思います!
実は「日本語教師」のお仕事は、他の4つの仕事では味わえない経験ができたり、この仕事ならではの魅力がたくさんあります!
【未経験×英語が話せない人ができる海外の仕事②】日本語教師がおすすめな理由◎
海外で働くための様々な仕事の中で、日本語教師をおすすめする理由は大き2つあります!
需要が高い
日本語教師の仕事は他の4つの仕事と比較すると非常に需要の高い職種となっています。
現在、142の国・地域で日本語学習機関が存在しており、日本語学習者は年々増加しています。
その一方で、世界中全体的に見ると日本語教師の数は不足してる、という実態があります。
そのため、国内のみならず海外でも「日本語教師」を採用したい日本語教育機関は数多く存在しています!
さらに、日本語を教える仕事は、やはり”日本語ネイティヴの教師”が重宝されているため「この仕事が得意な人であればどの国の人でもできる仕事」というよりかは「日本人でなければできない仕事」であると言えます。
その他の国の人々と競争になる職種ではなく、日本人であること自体が仕事を得るために非常に有利となります◎
日本語教師の需要が最も高い地域としては、中国・韓国などの東アジアやタイやマレーシア、ベトナムなどの東南アジアです。
海外就職する上で全ての職種に言えることですがアメリカやオーストラリアなどの欧米諸国での就職はビザ取得が難しいため、日本語教師の需要自体はありますが就職を実現するには高いハードルがあります。
海外で働くことのメリットを最大限に得られる
もう一つ、他の仕事と異なる点は「海外で働くことのメリットを最大限に感じられる」という点です。
海外で働くことに対して、どのような目的を持っているかは人それぞれです。
ですが、やはり「海外に住む」ことを通して得られる一番貴重な経験は、現地の人々と交流し、異文化に触れることではないでしょうか!
日本語教師は、授業では常に現地の人々と交流するため、常に異文化に触れ合う環境で仕事をすることになります。
日本食レストランや日系企業で働く場合は、一緒に働く仲間やお客様が日本人であるため、仕事中に現地の文化や人々と触れ合う機会はそれほど多くありません。
せっかく海外で働くのであれば、できる限り現地でしか味わえない経験がしたいですよね。
以上が、5つの仕事の中でも「日本語教師をおすすめする理由」でした!
【未経験×英語が話せない人ができる海外の仕事③】日本語教師の魅力
ここまでで、「日本語教師として海外就職もアリかも?」「日本語教師についてもう少し知りたい!」と思った方に向けて、実際に日本語教師として働く自身の経験から”日本語教師の魅力”についてお話したいと思います!
やりがいの大きい仕事
日本語教師の仕事では、日々学習者の成長を側で感じられるため他の職業と比べると”やりがい”を感じられる場面が多いと感じています。
日々授業を行う中で、学習者の成長を感じられる瞬間に出会うと「嬉しい!教師をやっていて良かったな」と心から思います!
授業準備は大変な時もありますが、学習者の反応や成長を直接感じられると、教師としても「もっと頑張ろう!」と思わされる場面が多々あります。
自己成長ができる仕事
日本語教師は、学習者と共に自分自身も日々成長をすることができる職業です。
日々の授業を通して、コミュニケーション能力や異文化適応能力はもちろん、そして何と言っても母国である日本の文化や日本語に対する理解が深まります。
自分にとって一番身近な存在であったはずの「日本語」や「日本の文化や社会」について、新たな知識や知らなかった一面を再発見することができます。
【未経験でも英語が話せない人でも大丈夫④】海外で日本語教師の仕事に就くには?
最後に、海外で日本語教師として働きたい場合に、必要とされる資格やスキルについてお話します!
現在、国内で日本語教師として働く際に「この資格がないと教師になれない」という国家資格のようなものはありません。
しかしながら、日本語学校などの日本語教育機関で働く場合に、一般的には以下のような採用条件が求められます。
そして、海外で働く場合も、基本的には以下と同様の条件が求められることが多いです◎
以下いずれかの条件を満たしていること ① 大学にて日本語教育専攻または副専攻 ② 日本語教師養成講座(420時間以上)修了+大学卒業 ③ 日本語教育能力検定試験合格
上記のいずれかの項目を満たすことで、日本語教師として働くことができますが、海外で働く場合は、ビザ取得の関係で「4年制大学を卒業していること」を求められるケースが多いです。
大学をすでに卒業している社会人の方は、①は現実的ではないので、②あるいは③を満たすことで日本語教師を目指すことをおすすめします。
「②日本語教師養成講座修了」は、民間のスクールに通いながら日本語教育についての知識や教育実習などの訓練を受けます。
修了までの期間は半年〜1年ほどで、受講費用は約50〜65万円かかります。
「③日本語教育能力検定試験合格」を目指す場合は、年一回行われる「日本語教育能力検定試験」に合格することが必要です。
試験合格のために、民間スクールの試験対策講座を受講するか、あるいは独学でも目指すことは可能です◎
「日本語教師の養成講座に通ってみたい」「日本語教育能力検定試験を受けてみようかな」と思った方は、ぜひこちらの記事も合わせて読んでみてください!
日本語教師は、未経験でも英語が話せなくても、”日本人であること”を活かしながら世界中で活躍できる仕事です。
少しでも「面白そうだな」「日本語教師やってみたいな!」と思った方は、ぜひ養成講座の受講や日本語教育能力検定試験の受験を検討してみてください!
日本語教師養成講座に関して「もう少し詳しく知りたい!」という方は下記の日本語教師アカデミーというサービスでお近くの講座を一括資料請求することができます。
無料で資料を取り寄せることができますので便利なサービスとなっています。
【未経験でも英語力が話せなくても大丈夫!海外で働ける仕事5選】まとめ
未経験でも英語力が話せなくても大丈夫!海外で働ける仕事5選
- 日系企業のコールセンター
- 日系企業の事務・オフィスワーク
- 日本人観光客へ観光業
- 日本食の飲食業
- 日本語教師
- 未経験×英語力不要の仕事は、日系企業や日本人をお客様としてサービス業がおすすめ
- 日本語教師をおすすめする理由は「世界での需要が高い」「現地の人や文化と交流ができる」
- 日本語教師の魅力は「やりがいが大きい」「自己成長できる」
- 海外で日本語教師になるには「日本語教師養成講座修了」「日本語教師能力検定試験合格」
日本語教師キャリア マガジン編集部
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