”人生100年”と言われる時代のなか、
「60歳以降も元気なうちは働きつづきけたい!」
「年金だけでは経済的に不安…」
という人も多くいるのではないでしょうか。
本記事では上記のような方に向けて、「60歳からでも働けるオススメの仕事6選」をご紹介します!
資格の紹介や、60歳からの仕事探しで注意すべきポイントもあわせて解説していますので、ぜひ最後までご一読ください◎
目次
60歳以上で働く人は増えている!
国内では、60歳以上でも働く人は年々増えています!
内閣府が公開している『令和2年版高齢社会白書』のデータを見てみましょう。
※内閣府『令和2年版高齢社会白書』より
上記は、日本国内における「労働人口の推移」を表しています。
その中で、赤い折線グラフ「65歳以上の割合」を見てみると、毎年増加し続けていることが分かります。
高齢化が進んでいることも増加原因の一つですが、60歳を過ぎても働き続ける人の割合はどんどん増えています。
※内閣府『令和2年版高齢社会白書』より
また、全国の60歳以上の男女に聞いた「何歳ごろまで仕事をしたいか?」という質問に対しては、上記のような結果になっています。
この結果を見てみると、仕事をしている人の約4割が「働けるうちはいつまでも」と回答しており、70歳くらいまで、あるいはそれ以上と回答した人も合わせると「全体の9割が高齢期にも働きたいという意欲を持っている」ということが分かります。
また、この調査(『令和2年版高齢社会白書』)によると「60歳以上のうち74.1%は、経済的な暮らし向きに心配ないと感じている」とのことです。
以上のことから、60代以降も働く人たちの割合は年々増え続けており、その中で経済的な不安をもっている人はそう多くはなく、「自ら働きたい」という意欲のもと働いていることが分かります。
60歳からの働き方は3ルート
60歳から働く場合、大きく3つのルートがあります。
現在では、ほとんどの企業において「定年制の廃止」「定年の引き上げ」「継続雇用制度の導入」のいずれかが実施されており、65歳以上まで働ける企業の割合は約8割に上っているとのことです。
一方で、同じ会社で働き続けることができれば良いですが、「60歳以上から新たな仕事に就きたい」と考えた場合はどうすれば良いのでしょうか?
60歳からの仕事探し【3つのポイント】
60歳から新たに仕事を探す場合は、以下3つのポイントを意識してみましょう!
60歳からでも就ける仕事を探すだけではなく、その後も”長く働き続けられるかどうか”が大切なポイントです。
【60歳からでも働ける仕事①】日本語教師
日本語教師は、日本語を必要としている外国人に日本語を教える仕事です。
国内でも海外でも活躍することができ、定年がなく、50代や60代から日本語教師を目指す人が多いのも特徴です。
また人材不足によって、これから外国人を積極的に受け入れようとしている日本では、外国人をサポートする存在である「日本語教師」の需要がますます増えていくことが分かっています!
日本語教師として働く場合、以下のような場所で、あるいは人に教えることになります◎
ほとんどは「日本語で日本語を教える」ことになるため、外国語に自信がなくても「日本の文化や言語を海外に広めたい」「国際交流が好き」「海外経験がある」という人にオススメの職業です◎
日本語教師になるためには、以下3つのうち、いずれか一つの条件を満たしていることが必要です。
社会人が目指す場合は、養成講座に通うか、検定試験合格を目指す人が多いです。
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検定試験について詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせて読んでみてくださいね!
【60歳からでも働ける仕事②】介護福祉士
介護福祉士は、介護を必要とする人に身体的な介助をしたり、家事や掃除などの生活サポートをする仕事です。
定年関係なく働くことができ、超高齢化社会に突入している日本では人手が足りない状況で、需要は確実に高まっていく業界です。
介護福祉士としては、以下のような場所で働くことができます。
介護福祉士になる方法として、国家資格である「介護福祉士」の試験に合格することをオススメします。
介護福祉士の資格は、介護業界で働くうえで必ず必要な資格ではありませんが、取得していたほうが安定した仕事が見つかりやすくなるでしょう。
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【60歳からでも働ける仕事③】マンション管理人
マンション管理人は、マンションの点検や管理を行う仕事です。
中高年、シニア世代の就職先として人気があり、マンションの住居人や依頼主など、さまざまな人とのコミュニケーションが必要となるため、人生経験豊富な年代に向いている仕事と言えます。
家主やマンション管理会社、マンション管理組合などから依頼を受けて、住民が快適に過ごせるようにマンション全体を管理するのが仕事です。
働き方としては、マンション管理会社に雇用されるのが一般的で、マンションに常駐、あるいは住み込みで勤務する形となります。
マンション管理の業務は幅広いため、どの職種に就くかによって必要なスキルや資格は異なります。
【60歳からでも働ける仕事④】事務職
事務職は主にバックオフィスにて書類の作成や処理、書類整理、データ入力や電話応対などを行います。
オフィスワークであるため体力的な負担も少なく、パソコンのスキルや経験を活かして働くことができます。
事務職として働ける業界は非常に幅広く、例として以下のような職種があります。
一般事務、営業事務、経理事務、総務事務、人事事務・労務事務、法務事務、貿易事務、医療事務など
事務職関連では、「医療事務」「調剤薬局事務」などが人気のある資格となります。
取得のためのハードルはそこまで高くなく、専門的知識を身につければ、近所の薬局やクリニックで働くことができます。
【60歳からでも働ける仕事⑤】タクシー運転手
タクシーの運転手は、多くの人がイメージしている通り、50代60代、70代以上のシニア世代が多く活躍している職種です。
「ドライブが好き」「一人で働くのが好き」といった人にはオススメの仕事です。
勤務形態には「昼日勤」「夜日勤」「隔日勤務」の3種類があり、隔日勤務の場合、1日約15時間働いた翌日は丸一日休みとなります。
タクシー運転手として働くためには、乗客を運ぶ目的で運転する際に必要となる「第二種運転免許」の取得が必要です。
また、東京や大阪などの大都市で運転手を目指す場合には、「地理試験」に合格する必要もあります。
【60歳からでも働ける仕事⑥】家事代行
家事代行は、依頼主の自宅に訪問して掃除や洗濯、料理などの家事を代行する仕事です。
「掃除や洗濯などの家事が好き」「これまでの家事経験を活かしたい」といった人にオススメで、長く働くことができるという特徴もあります。
さらに、共働きが当たり前となっている現代で、家事代行サービスを利用する人は増えています。
家事代行として働くためには、特に資格は不要で、家事代行サービスの会社に雇ってもらう形がもっとも一般的です。
まとめ
いかがでしたか?60歳からでも、新たに挑戦できる仕事はたくさんあります!
ぜひ、自分の興味や得意分野に合った仕事を見つけてみてくださいね◎
日本語教師キャリア マガジン編集部
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