2023年4月27日、総理大臣官邸で第6回教育未来創造会議が開催され、若者の留学促進に関する第二次提言がまとめられた。
具体的目標として2033年までに外国人留学生40万人の受入れが掲げられた。
〈⼤学・専⾨学校・⽇本語学校等〉
〇外国⼈留学⽣の数31.2万⼈→38万⼈
〇全学⽣数に占める外国人留学⽣の割合学部︓3%→5% 修⼠︓19%→20% 博⼠︓21%→33%
〇外国人留学⽣の卒業後の国内就職率(国内進学者を除く。)48%→60%
〈⾼校等〉
〇外国⼈留学⽣の数0.6万⼈→2万⼈
〇全⽣徒数に占める外国人留学⽣の割合⾼校︓0.2%→0.7%
(上記数値は「未来を創造する若者の留学促進イニシアティブ<J-MIRAI>」(第二次提言)(案)概要によるデータ)
特に⾼い志を有する優秀な外国⼈留学⽣の受⼊れを戦略的に推進する。その際、多様な⽂化的背景や価値観を学び合う環境を創るため、受⼊れ地域の多様化をより図っていく。同時に⼤学院段階の受⼊れや、留学⽣⽐率の低い学部・⾼校においても留学⽣の受⼊れを促進していく予定だ。
日本での外国人留学生の受入数は年々増加し、2019年には約31万人となった。しかしその後、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、2022年には約23万人まで減少。世界各国で留学生獲得の動きが激しくなっている中、日本も同様に留学生の受入体制の改善が差し迫った課題となっている。
※出典「未来を創造する若者の留学促進イニシアティブ<J-MIRAI>」(第二次提言)(案)概要」
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日本語教師キャリア マガジン編集部
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