こちらの記事では、「海外で働きたい!」という方に向けて海外で働く方法、海外で働くためにおすすめの職業【15選】、海外就職する前に準備すべきことについてご紹介します!
海外で働く方法
① 現地企業へ就職する
続いて、現地企業へ就職して働く「現地就職」の方法です。
現地就職することのメリットは、やりたい仕事、行きたい国や地域、行きたい時期をある程度、自分自身の希望通りに決めることができる点です。
反対にデメリットは、国内で就職するよりもさらに仕事に対する経験が重視され、就職への難易度が上がる点です。
また、駐在員の場合と比較すると、給与が現地の基準、現地の通貨で支払われることから経済面での十分な安定は期待できないこともあり、海外移住にかかる手続きなど自分自身で手配をしなければならないことも多くあります。
② 国内で転職して駐在員を目指す
まずは、日本国内で海外駐在のチャンスがある企業へ転職し、駐在員として海外で働く方法です。
駐在員として海外へ派遣される場合は、安定的な収入が確保できる他にも、手続き関係や住居を会社が手配してくれたりなど、さまざまなメリットがあります。
一方で、転職先の会社で、必ず駐在のチャンスが掴める保証があるわけではありませんし、駐在先の国や行く時期、期間なども自由に決めることはできません。
③ フリーランスとして働く
続いて、どこの企業にも属さずに、「ノマドワーカー」として海外で働く方法です。
日本のパスポートでは、3ヶ月間ビザなしで滞在できる国があったり、最近では「フリーランスビザ」というフリーランス向けにビザを発行している国もあります。
フリーランスとして、パソコン一台あればどこでもできる仕事をしながら、上記のような長期で滞在できる国へ行って仕事をすることになります。
会社に縛られずに自由に働くことができるのがメリットですが、数年単位での海外滞在が難しかったり、海外の現地の人たちと働く経験はできないことがデメリットと言えるでしょう。
④ ワーキングホリデー中に働く
最後に、ワーキングホリデーのビザで海外へ行き、渡航先でアルバイトをする方法です。
18歳~30歳を対象としたワーキングホリデー制度は、日本と協定国の異文化交流や相互理解を促進するための海外留学制度です。
日本は、カナダやイギリス、オーストラリアなどさまざまな国との間でこの制度を結んでおり、留学先滞在中はアルバイトや旅行、語学学校に通うなど、個人の好きなように過ごすことができます。
海外で働くのにおすすめの職業【15選】
以下4つの方法ごとに、海外で働くのにおすすめの職業を紹介していきます!
① 現地企業へ就職する ② 国内で転職して駐在員を目指す ③ フリーランスとして働く ④ ワーキングホリデー中に働く
まずは、「①現地企業へ就職する」場合におすすめの職業を紹介します◎
① 日本語教師
現地企業へ就職する場合に、一番おすすめなのは「日本語教師」です。
おすすめする理由は主に4つあります◎
① 未経験でもOK
海外就職をする場合、未経験で応募できる仕事はかなり少ないといえます。
ですが、日本語教師の求人では経験がなくても応募できるものが多数あります。
未経験でも応募ができるため、社会人経験があまりない方で「経験が必要な他の職種では難しいかも・・・」という方でも問題ありません◎
② 需要が高い
日本食ブームやアニメなどの日本文化の影響もあり、世界の日本語学習者数は年々増加しています。
それと同時に、日本語教師の需要も高まっています!
とくに日本語母語話者(日本語ネイティヴ)の日本語教師は現地で重宝されるため、「日本国内にいる日本人を採用し、現地へ招きたい」と考えている日本語教育機関も多くいるのです。
中国や韓国などの東アジア、タイ・ベトナムなどの東南アジアでの求人数がとくに多いです◎
アジアで海外就職したい方には、特におすすめの職業です!
③ 自己成長に繋がる
日本語教師は、日本語そのものについてだけではなく日本の文化・社会や歴史、また学習者の文化や言語への理解が必要で、幅広い教養・知識が身につく職業です。
また、日系企業での業務や日本人を相手としたサービス業と比較すると、日本語教師は常に現地の人々の囲まれた環境で仕事をします。
そのため、異文化の慣れない環境の中で業務をすることで、自己成長にも繋がります!
④ 女性が多い職場 ※女性にとくにオススメ!
日本語教師は、男性の教師ももちろんいますが女性が多い職場です。
そのため、女性にとって働きやすい環境が整っているなど、海外就職を目指している女性にとって、より働きやすい職業といえます◎
日本語教師になるには?
現在、日本語教師になるために必ず取得が必要な国家資格などはありません。
ですが、海外で日本語教師になりたいと思った場合、基本的に以下いずれかの条件を満たしていることが求められます。
大学をすでに卒業している社会人の方は、「日本語教師養成講座を修了」あるいは「日本語教育能力検定試験に合格」することで日本語教師を目指すことをおすすめします。
「日本語教師養成講座修了」は、民間のスクールに通いながら日本語教育についての知識や教育実習などの訓練を受けることで、日本語教師の条件を満たします。
修了までの期間は半年〜1年ほどで、受講費用は約50〜65万円かかります。
「日本語教育能力検定試験合格」を目指す場合は、年一回行われる「日本語教育能力検定試験」に合格することが必要です。
試験合格のためには、民間スクールが行なっている試験対策講座を受講するか、あるいは独学でも目指すことは可能です◎
1つ注意する点としては、学歴に関して、海外で働く場合には「大卒以上」を求められることが多いです。
ここまでで、「日本語教師面白そうだな」「日本語教師やってみたいな」と思った方は、ぜひ「日本語教師養成講座の受講」あるいは「日本語教育能力検定試験合格」を検討してみてください!
また具体的に日本語教師養成講座について詳しく知りたいという方は資料請求がオススメです。
講座資料が一括で無料で請求できるサービスが「日本語教師アカデミー」です。
もしご興味のある方はまずは資料だけでも取ってみるのもいいでしょう。
② エンジニア
エンジニアは、システムエンジニアやプログラマーなどの仕事があります。
未経験からいきなり海外でエンジニアとして働くことは難しく、すでにエンジニアとして国内で働いている方や、これからエンジニアを目指す方は、何年間か国内で経験を積んだのちに海外就職を目指す流れとなります。
③ 日系企業の営業職
現地の日系企業で働く場合、日本人を採用したいという企業も多いため、就職の可能性は高まります◎
日本人であることを生かして働きたい方や、まったくの現地企業で働くのは躊躇する、語学力にそこまで自信がない、という方は、現地の日系企業に就職する方法もおすすめです。
業界は違っても、営業職の経験があれば、現地の日系企業で営業職を狙えるチャンスがあります。
④ 日系企業のバックオフィスワーク
日系企業の営業職以外にも、バックオフィスの事務職を募集している企業も数多くあります。
事務職経験者や、バックオフィスの仕事が向いているという方には、日系企業の事務職の求人を狙ってみると良いでしょう◎
⑤ コールセンター
こちらは、未経験でも就職できる「コールセンター」での仕事です。
日本人を募集しているのは日系企業のコールセンターの求人が多く、コールセンター業務の経験がなくても、語学力に自信がなくても働くことができるのが、大きなメリットです◎
⑥ 客室乗務員
続いて、外資系航空会社の客室乗務員として就職し、海外で働く方法です。
海外の航空会社でも、日本人を採用募集している会社があります。
客室乗務員としても経験を問わないことがほとんどで、航空関係に興味がある、旅行が好き、という方はおすすめです◎
続いて、「②国内で転職して駐在員を目指す」場合におすすめの職業を紹介します◎
⑦ 商社
海外と貿易を行う商社の仕事は、海外駐在のチャンスが非常に多くあります。
転職先として商社を選ぶ場合は、その企業が海外のどの地域・国に拠点を持っているのかなど、海外駐在のチャンスはどれくらいあるのかを事前に確認しておきましょう。
⑧ メーカー
海外にも拠点があり、海外進出しているメーカーへ転職する方法です。
グローバル化に伴い、海外進出している日本のメーカーは非常に多く、年々海外駐在のチャンスが増えています。
次は、「③ フリーランスとして働く」場合におすすめの職業を紹介します◎
⑨ プログラマー
プログラマーは、近年非常に需要が高くなっている仕事の1つです。
プログラミングの知識と経験があり、フリーランスとして仕事を持つことができれば、パソコン1台でどこでも働くことができます◎
フリーランスのプログラマーとして、年収1000万以上稼ぐ人もいます。
⑩ 動画編集
動画編集ソフトなどを使って、動画編集をする仕事です。
YoutubeやTiktokなどの動画プラットホームが確立され、「動画で楽しむ・知識を得る」ことが当たり前となっており、今は動画の時代です。
動画の需要が高まるにつれて、動画編集の需要も急速に高まっています。
最近では、動画編集を独学し副業として動画編集をやっているという人もよく見ます◎
最後に、「④ ワーキングホリデー中に働く」場合におすすめの職業を紹介します◎
⑪ レストラン、カフェの店員
ワーキングホリデー中に働く先として、ポピュラーなのが、飲食店の店員として働く方法です。
日本食レストランでは、日本人を積極的に採用している場所もあったりなど、接客が好きという方にはおすすめです。
⑫ ショップ店員
雑貨屋やファッション系のお店などのショップ店員として働く方法です。
お客さんとコミュニケーションを取る機会が多いため、人と話すのが好きな人にはぴったりの仕事です。
⑬ 留学エージェントスタッフ
現地の留学エージェントスタッフとして、留学をする人のサポートをする仕事です。
日本人が多く留学へ行く場所の場合、日本語が話せるスタッフを重宝している会社もあります。
⑭ ホテルスタッフ
ホテルのスタッフとして、受付業務やバックオフィスなどをする仕事です。
海外では、「日本人は丁寧な接客ができる」というイメージを持たれることも多く、語学力に自信がある方、ホテルで働くのに興味がある方にはおすすめです。
⑮ ツアーガイド
現地の日本人向けのツアーガイドをする仕事です。
日本人観光客が多く集まる場所に住む場合には、ツアーガイドの仕事も見つけやすくなります。
現地の魅力を日本人に伝えたい、旅行が好き、という方にはおすすめの仕事です◎
海外就職の準備でやっておくべきこと
① 行きたい国を決める
まずは、行きたい地域・国を決めましょう。
「なぜその国に行きたいのか」「その国でどんなことを実現したいのか」をよく考えましょう。
慣れない文化の中での海外生活は、楽しいことばかりではありません。
強い意志をもって「ここで働いてみたい!」と思える国をさがすのは、海外就職への第一歩です。
② 必要なビザを確認する
行きたい国を決めたら、その国で働くために必要なビザについて確認しましょう。
「就労ビザ」を取得するのが一般的な方法ですが、国によっては「ワーキングホリデービザ」などほかの選択肢があったり、「就労ビザ」を取得する条件もことなります。
③ 現地の情報を調べる
つぎに、「住居、食事などの生活費はどれくらいかかるのか」「物価は日本と比較して安いのか高いのか」など、現地での生活情報について調べましょう。
必要な生活費がわかると、どれくらいの収入が必要かも明確になります◎
④ どんな求人があるかを調べる
国・ビザ・生活情報がわかったら、どんな求人があるかを調べてみましょう。
「どんな仕事があるのか」「自分が応募できる求人はどれくらいあるか」「希望する収入の求人があるのか」を海外転職サイトで確認しましょう!
⑤ 現地の語学力を身につける
海外転職をすすめると同時に、必要であれば現地で使われている言語を身につけていきましょう!
海外生活では、現地の言葉がわからないと不便なことばかりです。
言語の習得にはある程度の勉強時間が必要になるので、できれば早めに準備することをオススメします◎
【”海外で働いてみたいあなた”必見!海外で働く職業15選】まとめ
-日本語教師
-商社
-メーカー
-エンジニア
-日系企業の営業職
-日系企業のバックオフィスワーク
-コールセンター
-客室乗務員
-プログラマー
-動画編集
-レストラン、カフェの店員
-ショップ店員
-留学エージェントスタッフ
-ホテルスタッフ
-ツアーガイド
- 現地就職する
- 駐在員として海外で働く
- フリーランスとして海外で働く
- ワーキングホリデーの制度を利用して海外で働く
- もっともオススメの仕事は「日本語教師」
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