アガルートアカデミーの日本語教育能力検定試験対策講座についてご紹介！気になる費用や口コミ、実績は？

日本語教育能力検定試験の受験を考えるとき、より確実に合格するために対策講座に通うのも有効な手段です。

今回は、数ある対策講座の中から「アガルートアカデミーの日本語能力検定試験対策講座」についてご紹介します。

費用・口コミ・評価について、当試験に合格し現役で日本語教師をしている筆者の目線も踏まえて書いておりますので、ぜひご参考下さい。

【アガルートアカデミー】どんな学校？講座の概要って？

ついこの間までアガルートアカデミーのCMが放送されていました。

とてもインパクトのあるCMなので、覚えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか？

こちらが株式会社アガルートの基本情報です。

アガルートアカデミーは2015年に開講されたオンライン講義主体の資格予備校です。

「最短ルート」で資格に合格することを目的としているため、無駄な講義や演習はすべて省き、本当に必要な内容だけを徹底的に学習することが特徴です。
また、テキストはフルカラーでまとめてあるため、視覚的にも内容が頭に入りやすいという点が特徴です。

試験合格のために必要な内容だけを学習するので、日本語教師として深く学びたいという方にはおすすめできません。何らかの理由で勉強できる時間があまりない方、なるべく早く日本語教師として働きたい方など、時間効率重視の資格勉強をしたいという方にとってはおすすめです。

【アガルートアカデミー】他校との違い・比較

近年のIT発展により、現在は場所や時間を選ばない「オンライン予備校」が増えています。
そのため、各校の特徴を知り、自身の需要に合った予備校を選ぶことが重要です。
ここでは他のオンライン予備校との違いとして、以下の3つを挙げます。

1．最短合格を目指した工夫

上記でも述べたように、アガルートアカデミーは最短合格を目指す予備校です。したがって、過去問ベースの無駄のないカリキュラムとフルカラーで可視性のあるテキストを使用した学習スタイルであることが特徴です。人間は文字ばかり見ていると脳が疲れてしまいます。そのため、直感的で頭に入りやすい内容であるということは非常に重要な点です。

2．講師のサポートがある

オンライン予備校の中には、既に録画してある授業を学習シラバスと小テストに従って視聴するだけというところもあります。それでは「やる気を保つことが難しい、分からない箇所を聞くことができない、学習の孤立感」を原因に挫折してしまうかもしれません。
アガルートアカデミーは資格と現場経験をお持ちの講師（現在は佐藤佳那先生）に直接質問することができます。また、隔月に受講生からの質問をベースにした動画を配信されるとのことなので、孤独の戦いではないということが実感できることも特徴だと思います。

3．オンライン学習ならではの機能

オンライン授業の性質による短所として、「既に習った箇所を習うのは時間の無駄、でも習いたい箇所はゆっくり聞きたい」または「オフラインの状態では聞けない」という点が挙げられます。アガルートアカデミーは8段階の倍速機能と音声のダウンロード機能が備わっているため、上記の短所を補うことができます。また進捗率の記載もあるので、やる気を保つことにもつながります。

社会人向け日本語学校6選！学校選びのポイントも

2022/10/28

【アガルートアカデミー】講座の費用はどれくらい？

アガルートアカデミーでの受講費用は54,780円（税込）とのことです。
日本語教育能力検定試験の試験対策講座は、相場が15万円前後（税込み）です。相場と比較すると、受講費用が安価であることが分かります。

これに加えて、キャンペーンとして2024年度（令和6年）の日本語教育能力検定試験に合格されると全額返金、お祝い金がもらえるという合格特典あります。基本的な割引制度（再受験割引、他校乗り換え割引、家族割引）も豊富に設けており、最大20%も削減することができるとのことです。

通常の受講費用に加えて、これらの特典を利用するとさらに安くなるので、アガルートアカデミーのコスパはかなり良いといえるでしょう。

【アガルートアカデミー】口コミと評判

ここまでアガルートアカデミーの内容について触れてきました。
機能も充実しており、費用も相場より安いと記載しましたが、やはり実際の声が気になるところです。

実際に調べたところ、良い口コミとして書かれていた点は以下の通りです。

他の学校と比較しても価格がリーズナブルで、さらに講義の質が高いというコストパフォーマンスの高さに関する意見があるようです。

一方、短所としては下記の意見も見られました。

テキストは今までの過去問題に基づいて、余計な部分を省き、大事な要点を押さえていると述べました。これは良い点でもある半面で、「見づらい」「覚えきれない」と捉えられる方もいるのだと考えます。
他校の日本語教育能力検定試験対策講座では試験模試を受けることができるものもあります。模試については、市販の模試に特化したテキストや、模試の解説などを行なっている日本語教師のブログなどを活用して補完するといいかもしれません。

これらの内容は上記に述べたとおり、無駄な講義や演習はすべて省いた、短期集中型の教育方針とアガルートアカデミー独自のサービスが起因するものだと思います。

ここにある口コミや評判が全てではありませんので、講義の特徴と必要な学習サービスについてよく見極めて、決めた方が良いでしょう。

【アガルートアカデミー】まとめ

本記事では「アガルートアカデミーの日本語能力検定試験対策講座」についてご紹介しました。

アガルートアカデミーのポイントは下記の通りです。

アガルートアカデミーは資格取得に特化した予備校のため、短期的に集中して受講することができます。そのため、勉強できる時間があまりない方、なるべく早く日本語教師として働きたい方にはおすすめします。

「内容に追いつけない」「模試が無い」などの意見も見かけましたが、「過去問題に則したテキスト」「最短で取得ができる可能性がある」「受講料が安い」という点と比べて、よく見極める必要があります。また、資料請求や問い合わせを通して情報を集め、慎重に決めたほうが良いでしょう。

日本語教育能力検定試験は1年に1回しかありません。

したがって、仮に不合格だった場合にはまた1年待つ必要があります。
また毎年の合格率は毎年約25％程度であることや、テストに小論文を書く必要があることから、本資格は一定数の難易度があることが分かります。

もしも試験に合格できるか心配な方は、420時間養成講座を修了して日本語教師になることをおすすめします。こちらも場所により費用とサービスが異なりますので、もしご興味がありましたら下記をご参照ください。

文化庁届出受理って？日本語教師420時間養成講座の落とし穴！必見

2020/4/29

また、「日本語教師アカデミー」では複数の日本語教師養成講座の資料を一括請求できます。お手元に届くまで費用は一切かかりません。スクールの比較検討にぜひご活用ください。

POINT

• 無料で請求できる！
  ↳ 日本語教師アカデミーは、完全無料で資料請求が可能です。費用は一切発生しません。
• 様々なタイプの養成講座を一括請求できる！
  ↳ お住いの地域や通信、検定試験対策講座のみなど、様々なタイプの養成講座を一括で資料請求できるので、気になる学校を比較検討できます。
• イベントのお知らせが届く！
  ↳ 各養成講座が実施しているイベントや、日本語教師を目指す人に役立つニュースを配信しています。

詳しく見る！

The following two tabs change content below.

• この記事を書いた人
• 最新の記事

日本語教師キャリア マガジン編集部

運営情報

日本語教師キャリア マガジン編集責任者。これまで1,000名以上の日本語教師との面談実績あり。特に就職や転職の分野に強く、養成講座や検定試験など日本語教育に関わる有益な情報を経験を織り交ぜながら発信中！直近では「日本語教育の質の向上」を目指している。

最新記事 by 日本語教師キャリア マガジン編集部 (全て見る)

• 2024年度 日本語教師のためのオンライン採用合同説明会 - 2024/6/20
• 【教師研修】日本語教育の参照枠 × 鳥・虫・魚の目 – 新しいものの見方をインプットしよう！- / 7/20～8/3（土） 10:00～12:00 - 2024/6/10
• 【教師研修】「フリーランス日本語教師として働くための初めの一歩」研修 2024年6月18日～7月11日 - 2024/5/20