【体験談】新卒日本語教師のリアルな話!お金は?新卒だと何が良い?

新卒日本語教師と聞くと、皆さんはどんなイメージを持ちますか?

新卒で日本語教師なんてできるの?お金は?ちゃんと食べていけるの?就活は?などなど

きっと色々気になるところがあるのではないでしょうか?そんな疑問や質問に、実際の新卒日本語教師がお答えします!

みなさん、はじめまして。

新卒で日本語教師をしているすーみんす。(このメディア「日本語情報バンク」ではライターとして記事を執筆しています)

2019年の4月に大学を卒業しまして、今は日本語学校で非常勤講師、オンライン日本語教師、無料日本語セミナーの講師、カフェスタッフ…などなど日本語教育と関わる様々な仕事をしております!

(あ、カフェスタッフは関係ないですね笑)

 なぜわざわざ「新卒で」と強調しているかというと、それほどまでに新卒で日本語教師になる人が少ないからなんですよね…

(ここでいう「新卒」とは、大学院卒ではなく4年制大卒ということです)

私は、大学では日本語教育主専攻だったのですが、同じ専攻の学生が40人近くいました。

しかし、新卒で日本語教師になったのは、たった1人、私だけです。悲しい…

では、どうしてそんなにも新卒で日本語教師になる人が少ないのか、人気が無いのか?給料は?そして実際なってみてどうなのか、やり甲斐は?これからどうしたいのか?などなど新卒日本語教師のリアルをこれからお伝えしていきたいと思います。

ただ、これからお話しすることは一つの例でしかありません。

日本語教師という仕事は、本当に様々な働き方ができる仕事だと思いますので、あくまでも参考程度にご覧下さいね^^

【新卒日本語教師のリアルな話】日本語教師になろうと思ったきっかけ

ではでは、まずなぜ私が日本語教師になろうと思ったか簡単にお話したいと思います。

もともとずっと日本語教師になりたかったというよりは、ずっと伝統文化からポップカルチャーまでを含む日本文化が好きで、日本文化を伝える仕事をしたいな〜と考えていました。

ただ、高校3年生の進路選択の際に日本文化を学ぶことができる大学というのを見つけられず、当時好きだった国語や古典が学べる、日本語日本文学科に進学することを決めました。

「まあ日本語も日本文化じゃん、これなら私のやりたいことができるかも…!」と思ったわけですね、単純な理由です笑

大学生の時はできるだけ様々な日本語教育現場と関わりたいと思い、留学生のTAプログラムに参加したり、台湾実習に行ったり、日本語学校でインターンとして実際に授業をしたりと色々活動してました。

そんな活動をしていく中で日本語教育業界についても少しずつ分かっていきました。

それと同時に日本語教師を目指す仲間も一気に減りましたね。

やっぱり、実習に行くと授業をすることの大変さ、授業準備のしんどさがわかるんですよね…。

こんなことずっと続けるなんて私には無理…と、この仕事を諦めた友達が何人かいます。

私の場合は逆に学生と関わるようになってからこの仕事が楽しいと感じるようになりましたね(何度か心が折れる出来事もありましたが、長くなるのでここでは割愛します)

そのため、卒業後、院に進学するか悩んだのですがまずは現場の雰囲気を見てみたい。

「働いてみたい!」と新卒で日本語教師の道に進むことを決めました。

その後は採用合同説明会に行ったり、学校見学に行ったりして色々調査をしたのち、行きたい学校を絞って面接を受け、晴れて日本語教師としてデビューすることが決まりました。

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【新卒日本語教師のリアルな話】実際に働いてみて

次に、実際に働いてみてどうなのか!というところ。

きっとみなさん、これが一番気になることだと思います笑

これは本当に日本語学校によると思いますが私の場合大学4年の冬に面接を受けの際に「非常勤という雇用形態になりますがいいですか?」と確認されました。

当時の私は、今の日本語学校の雰囲気や考え方にとても共感していたので「非常勤でもいいです!働きたいです!!」とお伝えしたんですが

これがま〜〜〜〜〜〜想像以上に大変でしたね苦笑

【新卒日本語教師の大変なこと1】お金

 もちろん、授業準備は大変ですし、慣れないことも多くてしんどいというのもあるのですが何よりお金がない!!!!!

やっぱり、お金って大事なんですよね…(; ;)

(書きながらアヒルが出てくる某保険会社のCMを思い出しました。これを読んでいる人の何人がわかってくれるかな…)

私は大学生のときから一人暮らしでそのまま親元を離れたところで就職しました。

学生時代は親から仕送りを貰っていたのですが、社会人になってからはもちろんそんなものはなく…泣

なので、学生時代に貯めた貯金と非常勤のお金とカフェスタッフのアルバイトでなんとか生計を立てていました。

今は他にも、オンラインや日本語セミナーなどもしていますが、これに関してはまた後ほど…

そして、実は非常勤になったのは今年の夏からで、4〜7月までは研修期間ということで、週に一回程度、模擬授業や教案指導をして貰っていました。(極貧状態)

私は給料が発生する研修でしたが、日本語学校によっては発生しないところもあります…(恐怖で震えますね)

「当時は給料が貰えないところもあるのだから、それに比べればましだ、しっかり研修してもらえているし有り難い!」と思って自分を奮い立たせていました。

【新卒日本語教師の大変なこと2】研修

しかし、今考えるとやっぱりこれはどうなのかなと思う部分があります。

なぜなら、他の職種に就いている同じ新卒の子達だって、同じように研修があるわけです。

みんな働くのは初めてですから。

でも研修を受けたり、今できる仕事をしたりして、ある程度の給料は貰うわけですよね?

なのに日本語教師だけ、研修は週に1回です。時間給です。っていうのはちょっと無責任な気がします。

個人的に、日本語教育業界には若手を育てるという環境がまだまだ整っていないなと感じます。

他の企業は当たり前のように、新卒で学生が入ってくることが想定された新人研修といったプログラムが組まれています。

しかし、日本語教育業界は転職で入ってくる方や主婦で仕事が一段落したから始めたという方、そういう方が比較的多いです。

そのため、新人を育てることを考えたプログラムが不十分なんです。(金銭的なことも含め

実は大学4年生の時、卒業してすぐ日本語教師なると決めて、それを専攻の先生に報告に行った際に一般企業に就職してからでもいいんじゃないかというお言葉を頂きました。

当時の私は、「いやいや何と言われても一度は現場に出るんじゃー!やりたいことやってやるぜ!!」と聞く耳を持ちませんでしたが今考えればそういう道もありだったかなと(急に弱気に笑)

なぜなら、逆転の発想で考えると日本語教師という仕事はそれまでの経験や仕事、その全てが無駄にならない、むしろ強みになる仕事だからです。

なので、後輩たちにはどちらがいいとは言いませんがしっかり考えて決めてほしいと思います。

「え?今までの話だと、新卒で日本語教師になって大変なことしか聞いてないって?」その通り。だって大変ですから笑

でも、もちろんそれだけではありません。

大変だけだったら私もとっくにやめで別の仕事をしていますきっと。

ここからは、実際に働いてわかった日本語教師の楽しさ、やり甲斐などについて書いていきます

【新卒日本語教師の楽しさ1】学生

これは、新卒に限ったことではないですが、やっぱりこの仕事のやり甲斐は自分の授業を楽しみにしてくれている学生がいること。これに限ります。

なので、私は学生と直接コミュニケーションを取っているとき、つまり授業している時が一番好きです^^

日本語教師になってから一番嬉しかったエピソードを紹介します。

私は今年度のサマーコース(短期コース)で教壇デビューしたのですが、まあ授業準備が大変で…

授業をしては反省、改善と試行錯誤の日々でした。(今もですが)

なんとかサマーコースを終え、学生を送り出し、来学期の準備のために久しぶりに訪れた学校で、自分の教員用引き出しを開けたら、担当していた学生からはがきが届いていたんです。

そこには私の授業がいかに楽しかったか、そして自分にとって忘れられない夏になったということが日本語で書かれていました。

思わず泣きそうになるくらい嬉しかったです。

なにかしら教師という立場の方の多くはこの瞬間があるから、授業準備がしんどくても、採点が大変でも頑張れるのだと思います。

こう書くと、「でも頑張ってもお金にはなってないじゃん!」と言われてしまいそうですが、世の中にはお金で買えないものも沢山ありますから。

嬉しそうな学生の顔を見ると疲れが吹っ飛びますし、また頑張ろうと思えます。

本当、学生は麻薬ですね。笑

もちろん、やりがいも給料もどちらも大切ですが今は修行の身だと思っていますので、徐々に両立していけたらいいなと思っています。

【新卒日本語教師の楽しさ2】学生と歳が近い

これは良くも悪くもという部分なのですが、今回はいい部分を紹介します!

私が今教えている学生は約2/3が同年代、1/3が歳上というクラス構成となっています。

同世代で歳が近いと話しやすいのか、色々相談してくれたり、話しかけてくれます。

またある時先輩の先生方から、「新卒でついこの前まで大学にいたからこそ、これから日本の大学や大学院に行こうとしている学生の気持ちを一番理解してあげられるんじゃない?」と言われました。

実は私、この言葉にすごく救われたんですよね…

教師になってすぐは、学生と歳が近いことで舐められるんじゃないかと不安に思っていたのですが歳が近いからこそ分かることもあると思うようになりました。

今は若さも武器のうち!

ですが、若さは永遠ではないので

(いつまでも若くありたいけど!笑)

なくなるまでに、経験と実力という新たな武器を身につけたいなと思います。

【新卒日本語教師のリアルな話】新卒日本語教師のこれから

これから…と書きましたが、正直まだ

決めきれないことが多いです。

ただ、若いうちに海外で日本語を教えたいという気持ちがずっとあるので、できるだけ早いうちに海外に行きたいなと思っています。

日本に日本語を学びに来ている学生と同じように、私も全く違う文化の新しい世界に飛び込んで、その国の文化や言語を学びたい。

そして、そこで日本語も教えられたらいいなと思っています。

有難いことにTwitterには海外で教えられている日本語教師の先輩方も多いので、色々とお話を聞いてみようと思っています!

そしていつかは私が後輩に「日本語教師になってよかったよ」と胸を張って言いたいですし「日本語教師ってこんなに楽しいよ」って言ってあげられる環境にしていきたいと思います。

長々と書きましたが、

どんな仕事も楽しいことと辛いことは同じくらいあると思っています。

そんな中で、自分は何がやりたいのか、心に問いかけたとき、私はやっぱり日本語教師がやりたいなぁと思いました。

もし、少しでも日本語教師に興味があるという人は思い切って日本語教育の世界に飛び込んでみるというのもアリだと思います!

この仕事は色々な働き方ができますし、毎日刺激があってとっても楽しいですよ。

日本語教師はこれからどんどん変化していきますし、今まで以上に様々な現場で必要になってくる仕事だと思います。

この時代の波に乗れるように私も日々努力していきたいと思いますし、同じように頑張ろうと思ってくれる仲間がどんどん増えてくれると嬉しいです!

(日本語教師打ち上げとかしましょう!!同期とかいないので寂しいんですよ!笑)

以上、新卒日本語教師のリアルな気持ちをすーみんがお届けしました。

何か一つでもみなさんの参考になれば嬉しいです。

これからも色々なことをシェアしていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願い致します!

すーみん @suuumin22

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関西在住の現役日本語教師。日本語教育主専攻卒。新卒非常勤2年目。 若手日本語教師の目線で様々なことを発信中! 日本語情報バンクのライター