【文法解説】日本語能力試験 JLPT N4「〜おわる」例文・導入例・誤用例も!

 

先生
こちらの記事は下記のような方を想定した文法解説記事となっております!

  • 日本語能力試験 JLPT N4の文法「〜おわる」を初めて教える事になった日本語教師
  • 久しぶりに「〜おわる」の文法を教えることになり内容を確認したい日本語教師
  • 日本語教師になることに興味がある/勉強中の方

文法「〜おわる」の概要

記事中に登場する記号の見方

記号の見方:品詞

V(Verb)…動詞

いA(i-Adjective)…い形容詞

なA(na-Adjective)…な形容詞

N(Noun)…名詞

Adv(Adverb)…副詞

意味

動作の終わり、完了

〈英訳〉to finish doing

接続

Vます形(ます)+おわる

JLPTレベル

日本語能力試験 JLPT N4

該当文法が使わているテキスト

文法「〜おわる」とよく一緒に使われる単語

動詞

  • 食べます
  • 読みます
  • 見ます
  • 使います
  • します

先生
状態を表す動詞「いる」「ある」「心配する」「住む」には接続できません。また、自然現象・生理現象を表す動詞「降る」「泣く」等には「止む」を用います。

文法「〜おわる」を使った例文

  • 家族の中ではいつもわたしが一番に食べ終わる
  • この本は簡単なので、すぐに読み終わると思う。
  • 映画を見終わったら、宿題をします。
  • 辞書は使い終わったらすぐに返して下さい。
  • 掃除し終わったら次は洗濯をする。
  • アイロンをかけ終わったから、部屋に持っていって。
  • 今日の日記は書き終わるのに30分かかった。
  • 先生が話し終わったら質問しよう。
  • やっとN4の漢字を勉強し終わった

文法「〜おわる」」を使った導入例

導入例1

先生
先生が黒板に漢字を書き、「書く」「書いている」「書き終わる」の3つを言います。

先生:私は今から黒板に漢字を書きます。みなさん見てください。

学生:はい。

先生:では、漢字を書きます

(書いている途中で)

先生:私は今、漢字を書いています

(書いたら)

先生:私は今、漢字を書き終わりました。書きます、終わりました。書き終わりました

先生
「書き終わりました」を板書して、接続の形に注目させます。

先生:「書き」は動詞の何形ですか。

学生:ます形です。でも、「ます」がありません。

先生:そうです。「書きます」です。でも、「ます」ありません。「書き終わります」です。

学習者がよく間違う似た文法

終わる

「終わる」は自動詞のため、動作が終了したことを表現しています。

終える

「終える」は他動詞のため、人の意思によって動作が終了したことを強調しています。

学習者がよくする文法「〜おわる」の誤用例

先生
ます形ではなく、て形を用いて「書いておわります」という学習者がいます。以下のような練習を行い、文型を定着させると良いでしょう。

例) 教師  →  学習者

書きます →  書き終わります

作ります →  作りおわります

読みます →  読みおわります

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日本語教師キャリア マガジン編集部

日本語教師キャリア マガジン編集責任者。これまで1,000名以上の日本語教師との面談実績あり。特に就職や転職の分野に強く、養成講座や検定試験など日本語教育に関わる有益な情報を経験を織り交ぜながら発信中!直近では「日本語教育の質の向上」を目指している。