【文法解説】日本語能力試験 JLPT N5「ぜひ」例文・導入例・誤用例・よく聞かれる質問も!

先生
こちらの記事は下記のような方を想定した文法解説記事となっております!

  • 日本語能力試験 JLPT N5の文法「ぜひ」を初めて教える事になった日本語教師
  • 久しぶりに「ぜひ」の文法を教えることになり内容を確認したい日本語教師
  • 日本語教師になることに興味がある/勉強中の方

文法「ぜひ」の概要

記事中に登場する記号の見方

記号の見方:品詞

V(Verb)…動詞

いA(i-Adjective)…い形容詞

なA(na-Adjective)…な形容詞

N(Noun)…名詞

Adv(Adverb)…副詞

意味

依頼や願望を強調する表現

〈英訳〉by all means / really

接続

ぜひ+ Vてください / Vたいです

JLPTレベル

日本語能力試験 JLPT N5

該当文法が使わているテキスト

文法「ぜひ」とよく一緒に使われる単語

動詞

  • 行きます
  • 来ます
  • 会います
  • 食べます
  • 読みます

  • 今度
  • 一度
  • 一緒に

文法「ぜひ」を使った例文

  • 引っ越しました。ぜひ今度遊びに来てください。
  • 大阪に行ったら、たこ焼きをぜひ食べてください。
  • この映画はお勧めです。ぜひ見てください。
  • このマンガ、面白かったです。ぜひ読んでください。
  • ぜひ私の両親に会ってください。
  • ぜひ一緒に遊びに行きたいです。
  • 大阪に行ったら、たこ焼きをぜひ食べたいです。
  • ぜひ新しい映画を見たいです。
  • ぜひ夏目漱石の『こころ』を日本語で読みたいです。
  • ぜひ一度ご両親に会いたいです。

文法「ぜひ」を使った導入例

導入例

先生
学生がパーティーを企画し、先生を招待するという場面を提示します。

学生:日曜日はAさんの誕生日です。パーティーをします。先生も来てください。

先生
ここで学生に「来てほしい」という気持ちを強調するよう指示します。

学生:先生もぜひ来てください。

先生:ありがとう。ぜひ行きたいです。パーティーはどこでやるんですか。

学生:レストランAです。時間は夜7時からです。

先生:分かりました。楽しみにしています。

導入例2

先生
学生が友達(田中さん)に家に遊びに来るよう誘われたという場面を提示します。

田中:明日は忙しいですか?

学生:いいえ、忙しくありません。

田中:それなら、家に遊びに来ませんか?一緒にお昼ご飯を作って食べましょう。

学生:ありがとうございます。行きたいです。

先生
ここで学生に「行きたい」という気持ちを強調するよう指示します。

学生:ぜひ行きたいです

田中:じゃあ、明日10時にA駅で待ち合せましょう。

学生:分かりました。楽しみにしています。

学習者がよく間違う似た文法

先生
「必ず」は意味が似ているので、混同する学習者が多いです。「必ず」は「絶対に」という意味で、義務や責任を強調する文法です。たとえば「ぜひ来てください」では歓迎の気持ちが強調されているのに対し、「必ず来てください」では義務が強調されています。

学習者がよくする文法「ぜひ」の誤用例

先生
「ぜひ行きます」や「ぜひ食べます」など、動詞のます形と一緒に使用する誤用が多いです。また、「ぜひ来ないでください」や「ぜひ行きたくないです」など、否定文と一緒に使う誤用もよく見られます。

学習者からよく聞かれる質問

先生
「日本人が『ぜひ』や『ぜひ、ぜひ』と言うのをよく聞きます。どういう意味ですか?」という質問がよく聞かれます。

「どちらも動詞を省略したカジュアルな表現です。『ぜひ、ぜひ』は、同じ言葉を繰り返すことにより、依頼や願望の気持ちをさらに強調しています」と答えましょう。

 

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日本語情報バンク編集部

日本語情報バンク編集部

日本語情報バンク編集責任者。これまで1,000名以上の日本語教師との面談実績あり。特に就職や転職の分野に強く、養成講座や検定試験など日本語教育に関わる有益な情報を経験を織り交ぜながら発信中!直近では「日本語教育の質の向上」を目指している。