【文法解説】日本語能力試験JLPT N4「～そうです（様態）」例文・導入・似た文法も！

• 日本語能力試験JLPT N4の文法「～そうです（様態）」を初めて教える事になった日本語教師
• 久しぶりに「～そうです（様態）」の文法を教えることになり内容を確認したい日本語教師
• 日本語教師になることに興味がある/勉強中の方

先生：（韓国のキムチチゲの写真を見せる）

生徒：見てください。これは何ですか？　分かりますか？

生徒：韓国の食べ物です。

先生：そうです、これは韓国の食べ物です。「キムチチゲ」と言います。みなさん、この料理はおいしいですか？　おいしくないですか？

生徒：おいしいです。

先生：多分、おいしいですね。これは甘いですか？　辛いですか？

生徒：辛いです。

先生：本当ですか？　分かりますか？　私たちは食べていませんから、甘い、辛い、分かりません。

でもこの写真を見てください。赤いです。とうがらしがたくさん入っています。辛いと思います。

このキムチチゲは辛そうです。

生徒：私は食べていません。でも、このキムチチゲは辛そうです。

キム：先生、おはようございます。

先生：キムさん、おはよう。あれ、キムさん、どうしたんですか？　とても嬉しそうですね。

何かいいことがありましたか？

キム：はい、実は昨日宝くじが当たったんです。

先生：わぁ！それはすごいですね！よかったですね。

生徒：キムさんが教室に入って来たとき、嬉しそうだったからです。

例）フランスのチョコレートを見て、おいしいだろうと感じたことを他の人に伝える場面

誤）このフランスのチョコレートはおいしいそうです。（伝聞）
正）このフランスのチョコレートはおいしそうです。（様態）

※「かわいい」「きれい」など、自分の目で見てすぐに判断ができるものについては使えない。
「様態」の用法として「かわいそうです」「きれいそうです」と言わないように注意。