【文法解説】日本語能力試験JLPT N3「~くらい(軽視)」例文・導入例も!

 

先生
こちらの記事は下記のような方を想定した文法解説記事となっております!

  • 日本語能力試験JLPT N3の文法「~くらい(軽視)」を初めて教える事になった日本語教師
  • 久しぶりに「~くらい(軽視)」の文法を教えることになり内容を確認したい日本語教師
  • 日本語教師になることに興味がある/勉強中の方

文法「~くらい(軽視)」の概要

記事中に登場する記号の見方

記号の見方:品詞

V(Verb)…動詞

いA(i-Adjective)…い形容詞

なA(na-Adjective)…な形容詞

N(Noun)…名詞

Adv(Adverb)…副詞

意味

重要ではない、簡単なことだ、という程度の軽いことを表します。

〈英訳〉refers to that is not a big deal.
〈中国語訳〉表示程度很轻。

接続

V普通形 + くらい
N + くらい

JLPTレベル

日本語能力試験JLPT N3

該当文法が使わているテキスト

文法「~くらい(軽視)」とよく一緒に使われる単語

動詞

  • 歩きます
  • 落ちます
  • 転びます
  • 走ります
  • 間違えます

名詞

  • あいさつ
  • そんなこと
  • 掃除
  • 料理
  • 連絡

文法「~くらい(軽視)」を使った例文

  • 一度試験に落ちたくらいで、落ち込まないで。
  • ちょっと走ったくらいで、疲れたの?
  • 少し血が出たくらいで、騒がないでください。
  • 1つ間違えたくらいで、怒らなくてもいいのに。
  • ちょっと汚れたくらい、大丈夫だよ。使えるよ。
  • そんなことくらい、子供でもわかりますよ。
  • 私はあいさつくらいの簡単な英語しか話せません。
  • 暇なら、掃除くらいしてよ。
  • 30分も遅れるなら、連絡くらいして。
  • 私は料理が苦手なので、卵焼きくらいしかできません。

文法「~くらい(軽視)」を使った導入例

導入例1

先生
料理の話をして雰囲気作りをします。

T:みなさんは毎日料理をしますか?

S:はい、します。/いいえ、しません。

(料理の話をするなど、雰囲気作りをします。)

 

T:私は料理が苦手です。本当にすこしだけ、できます。

私は卵焼きしか、作れません。

(ホワイトボードに板書します。「卵焼き」に下線を引いて、「簡単です。」と書くとわかりやすいです。)

 

T: 卵焼きは簡単です。

私は卵焼きくらいしか、作れません。

(ホワイトボードに板書します。)

 

T:「~くらい」はここが(「板書の「しか」の前を指しながら」「簡単です」「小さいことです」と言いたいときに使います。

導入例2

先生
運動の話題で雰囲気作りをします。

T:みなさんは運動をしますか?

S:はい、します。/いいえ、しません。

(運動の話をしたり、スクワット/腕立て伏せなどの言葉を確認し、雰囲気作りをします)

 

T:私は運動が苦手です。すぐ疲れます。

(その場でスクワット/腕立て伏せなどを3回くらいして、息をきらします。)

T:私は腕立て伏せを3回します。疲れてしまいます。

(ホワイトボードに板書します。「腕立て伏せ」に下線を引いて、「簡単です。」と書くとわかりやすいです。)

 

「腕立て伏せを三回します」は簡単です。

私は腕立て伏せを3回したくらいで、疲れてしまいます。

(ホワイトボードに板書します。)

 

T:「~くらい」はここが(「板書の「しか」の前を指しながら」「簡単です」「小さいことです」と言いたいときに使います。

(導入文を使って、接続を確認します。)

 

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日本語情報バンク編集部

日本語情報バンク編集責任者。これまで1,000名以上の日本語教師との面談実績あり。特に就職や転職の分野に強く、養成講座や検定試験など日本語教育に関わる有益な情報を経験を織り交ぜながら発信中!直近では「日本語教育の質の向上」を目指している。