【文法解説】日本語能力試験JLPT N3「~こと」例文・導入・誤用例も!

 

先生
こちらの記事は下記のような方を想定した文法解説記事となっております!

  • 日本語能力試験JLPT N3の文法「~こと」を初めて教える事になった日本語教師
  • 久しぶりに「~こと」の文法を教えることになり内容を確認したい日本語教師
  • 日本語教師になることに興味がある/勉強中の方

文法「~こと」の概要

記事中に登場する記号の見方

記号の見方:品詞

V(Verb)…動詞

いA(i-Adjective)…い形容詞

なA(na-Adjective)…な形容詞

N(Noun)…名詞

Adv(Adverb)…副詞

意味

命令(~しなさい) ~べきだという気持ちを表す表現

〈英訳〉should/have to
〈中国語訳〉一定要~

接続

V辞書形/ない形 + こと

JLPTレベル

日本語能力試験JLPT N3

該当文法が使わているテキスト

文法「~こと」とよく一緒に使われる単語

  • 指示や規則などの文に使うことが多いです。

文法「~こと」を使った例文

  • 1日2回はこの薬を飲むこと
  • 朝9時にはここに集合すること
  • 手洗いとうがいをすること
  • このレポートは来週までに提出すること
  • 野菜も全部食べること
  • ここには入らないこと
  • 明日は絶対遅刻しないこと
  • 廊下は走らないこと
  • ここに物を置かないこと
  • お酒を飲みすぎないこと

文法「~こと」を使った導入例

導入例1

先生
テストの注意事項について話をします。

T:みなさん、明日はテストをします。

テストは9時からです。遅刻したら、教室に入ることができません。

明日は絶対に遅刻しないでください。

明日は絶対に遅刻しないこと

(ホワイトボードに板書します。)

 

T:「~こと」は「~ないでください」と言いたいとき、ルールや約束を伝えるときに使います。

導入例2

先生
例1の流れで、引き続きテストの注意事項について話します。テストの際の注意事項の一覧を準備しておきましょう。

T:テストですから、みなさんにお願いがあります。

(テストの際の注意事項を提示し)

スマートフォンはかばんにしまってください。

スマートフォンはかばんにしまうこと。

(ホワイトボードに板書します。)

 

(注意事項はいくつか準備し、それらも全て「~こと」にかえましょう。)

 

T:「~こと」は「~ないでください」と言いたいとき、ルールや約束を伝えるときに使います。

(導入文で接続を確認します。)

学習者がよくする文法「~こと」の誤用

先生
命令と同じ使い方をする学習者がいます。使われる場面が限られるので、しっかりと「指示や規則」で使うことが多いと言うことを伝えておきましょう。

 

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日本語情報バンク編集部

日本語情報バンク編集責任者。これまで1,000名以上の日本語教師との面談実績あり。特に就職や転職の分野に強く、養成講座や検定試験など日本語教育に関わる有益な情報を経験を織り交ぜながら発信中!直近では「日本語教育の質の向上」を目指している。