【文法解説】日本語能力試験JLPT N3「~っけ」例文・導入・教える際のポイントも!

先生
こちらの記事は下記のような方を想定した文法解説記事となっております!

  • 日本語能力試験JLPT N3の文法「~っけ」を初めて教える事になった日本語教師
  • 久しぶりに「~っけ」の文法を教えることになり内容を確認したい日本語教師
  • 日本語教師になることに興味がある/勉強中の方

文法「~っけ」の概要

記事中に登場する記号の見方

記号の見方:品詞

V(Verb)…動詞

いA(i-Adjective)…い形容詞

なA(na-Adjective)…な形容詞

N(Noun)…名詞

Adv(Adverb)…副詞

意味

記憶ではAだったが、確かではないので確認したい。

〈英訳〉It is used for confirming something, because you don’t remember well.

接続

  • V普通形+っけ
  • いA+っけ
  • なAだ+っけ
  • Nだ+っけ

JLPTレベル

日本語能力試験JLPT N3

該当文法が使わているテキスト

文法「~っけ」とよく一緒に使われる表現

動詞

  • したっけ?
  • 言ったっけ?
  • 閉めたっけ?
  • 何日だっけ?
  • どこだったっけ?

文法「~っけ」を使った例文

  • 明日の宿題したっけ
  • 明日の準備はしたっけ
  • 窓閉めたっけ
  • あれ、鍵かけたっけ
  • 彼、こんなにハンサムだっけ
  • 以前会ったことあったっけ
  • あれ、買うもの何だっけ
  • あの人誰だっけ
  • 定期試験何日だっけ
  • 以前名前を聞いたはずなんだけど、彼女の名前何だっけ

文法「~っけ」を使った導入例

導入例1

先生
前に会ったことがあるけど、名前を思い出せないという場面を提示します。

教師:(学生の中から一人を指して)あれ?あそこにとてもきれいな(ハンサムな)人がいますね。

学生:はい。

教師:会ったことがあります。会ったことは覚えています。名前は何ですか。思い出せません。えーっと、あの人の名前何だっけ

先生
「っけ」というのは、はっきり覚えていない、自分の記憶に自信がないという気持ちを表していることを説明しましょう。

導入例2

先生
先ほどの場面の続きです。

教師:あ!そうだ。名前はマリアさんですね。思い出しました。でも、どこで会いましたか。よく思い出せません。えっと、どこで・・・?(学生に言うように促して)

学生:どこで会ったっけ

教える際のポイント

先生
簡単に変換練習を行うとよいでしょう。下記は変換練習の例です。この他にも例文を参考にしてください。

教師:鍵を閉めましたか。 → 学生:鍵を閉めたっけ

教師:会議は何時ですか。 → 学生:会議は何時だっけ

教師:あのレストランは今日休みですか。 → 学生:あのレストランは今日休みだっけ

先生
丁寧体とも接続するので、「どこかで会いましたっけ?」などの言い方もすることを伝えましょう。
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日本語教師キャリア マガジン編集部

日本語教師キャリア マガジン編集責任者。これまで1,000名以上の日本語教師との面談実績あり。特に就職や転職の分野に強く、養成講座や検定試験など日本語教育に関わる有益な情報を経験を織り交ぜながら発信中!直近では「日本語教育の質の向上」を目指している。