【文法解説】日本語能力試験JLPT N3「~かわりに(代理・代用)」例文・導入・似た文法も!

 

先生
こちらの記事は下記のような方を想定した文法解説記事となっております!

  • 日本語能力試験JLPT N3の文法「~かわりに(代理・代用)」を初めて教える事になった日本語教師
  • 久しぶりに「~かわりに(代理・代用)」の文法を教えることになり内容を確認したい日本語教師
  • 日本語教師になることに興味がある/勉強中の方

文法「~かわりに(代理・代用)」の概要

記事中に登場する記号の見方

記号の見方:品詞

V(Verb)…動詞

いA(i-Adjective)…い形容詞

なA(na-Adjective)…な形容詞

N(Noun)…名詞

Adv(Adverb)…副詞

意味

~の代理/代用として/~しないで

〈英訳〉instead of~

〈中国語訳〉~代替~

接続

V辞書形 + かわりに
N + の + かわりに

JLPTレベル

日本語能力試験JLPT N3

該当文法が使わているテキスト

文法「~かわりに(代理・代用)」とよく一緒に使われる単語

動詞

  • 遊びます
  • 行きます
  • 見ます
  • 読みます

名詞

  • 人称代名詞/固有名詞や食べ物の名詞を使うことが多いです。

文法「~かわりに(代理・代用)」を使った例文

  • 今日は天気が悪いから、遊園地へ行くかわりに、水族館へ行こう。
  • 予算オーバーなので、ハワイへ行くかわりに、沖縄へ行きませんか?
  • 最近の子供は外で遊ぶかわりに、家でゲームをしている。
  • 海で泳ぐかわりに、プールで泳ぎます。
  • 最近は新聞を読むかわりに、インターネットでニュースを見る人が増えています。
  • 砂糖のかわりに、ハチミツを使ってもいいですよ。
  • はんこのかわりに、サインでもいいです。
  • 今日の会議は部長のかわりに、私が出席します。
  • 箸のかわりに、フォークで食べる。
  • 母の体調が悪いので、母のかわりに、弟が買い物へ行った。

文法「~かわりに(代理・代用)」を使った導入例

導入例1

先生
料理の話題で雰囲気作りをします。日本の料理の写真/絵とレシピ(簡単なもの)を用意しておきましょう。

T:みなさんは料理をしますか?

S:はい、します。/いいえ、しません。

(どんな料理を作るのかなど、料理の話をして、雰囲気作りをします。)

 

(牛丼の写真/絵を見せて)

T:これは何ですか?

S:牛丼です。

T:そうです。これは牛丼の作り方です。

(レシピを読み上げる)

・・・それから、砂糖を入れます。でも、もし砂糖がありません・・・他のもの、

(ハチミツの写真/絵を見せて)

ハチミツを入れてもいいです。

砂糖ではなくて、ハチミツを入れてもいいです。

砂糖のかわりに、ハチミツを入れます。

(ホワイトボードに板書します。)

 

T:「~かわりに」は「~ではなく、他の~」という意味です。

導入例2

先生
学校で先生に申し込み書について質問している場面を提示します。

T:みなさんは週末、何をしますか?

(学習者と週末何するかを話し、雰囲気作りをします。)

 

T:私は土曜日、デートします。遊園地へ行きます。でも、もしかしたら、雨かもしれません・・・。

Sさんは雨だったら、遊園地へ行きますか?

S:行きません。

T:では、雨だったら、遊園地へ行きません。どこへ行きますか?

S:映画館へ行きます。

T:いいですね。雨だったら、遊園地へいきません。遊園地ではなくて、映画館へ行きます。

雨だったら、遊園地のかわりに、映画館へ行きます。

(ホワイトボードに板書します。)

 

T:「~かわりに」は「~ではなく、他の~」という意味です。

(導入文を使って接続を確認しましょう。)

先生
導入は名詞でわかりやすい例を先に導入した方が意味が伝わりやすいです。

学習者がよく間違う似た文法

~にかわって

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日本語教師キャリア マガジン編集部

日本語教師キャリア マガジン編集責任者。これまで1,000名以上の日本語教師との面談実績あり。特に就職や転職の分野に強く、養成講座や検定試験など日本語教育に関わる有益な情報を経験を織り交ぜながら発信中!直近では「日本語教育の質の向上」を目指している。