【文法解説】日本語能力試験JLPT N3「~かな(あ)」例文・導入・誤用例も!

 

先生
こちらの記事は下記のような方を想定した文法解説記事となっております!

  • 日本語能力試験JLPT N3の文法「~かな(あ)」を初めて教える事になった日本語教師
  • 久しぶりに「~かな(あ)」の文法を教えることになり内容を確認したい日本語教師
  • 日本語教師になることに興味がある/勉強中の方

文法「~かな(あ)」の概要

記事中に登場する記号の見方

記号の見方:品詞

V(Verb)…動詞

いA(i-Adjective)…い形容詞

なA(na-Adjective)…な形容詞

N(Noun)…名詞

Adv(Adverb)…副詞

意味

願望や疑問に思っている気持ちを表します。

〈英訳〉to indicate hope or wish
〈中国語訳〉表示願望、感到疑問的心情。

接続

V/いA/なA/名詞 の普通形 + (の) + かな(あ)
(ただし「なA~」「名詞~」)

※文末に用います。話し言葉です。

JLPTレベル

日本語能力試験JLPT N3

該当文法が使わているテキスト

文法「~かな(あ)」を使った例文

  • 無事到着するかな(あ)
  • 明日は晴れるかな(あ)
  • N3に合格できるかな(あ)
  • これ、食べられるかな(あ)
  • こんなにたくさんの仕事、1人でできるかな(あ)
  • はじめてだけど、失敗しないかな(あ)
  • こんなに高いところは怖いよ。落ちないかな(あ)
  • あんなにたくさん荷物を持っているけど、重くないかな(あ)
  • 子供だけでだいじょうぶかな(あ)
  • 田中さんは病気かな(あ)

文法「~かな(あ)」を使った導入例

導入例1

先生
週末に何をするのか話をします。

T:みなさん週末は何をしますか?

(週末にすることについて話し、雰囲気作りをしましょう。)

 

T:私は土曜日、海へ行きます。でも土曜日は晴れるかどうかわかりません。

土曜日は晴れますか?

土曜日は晴れるかな(あ)

(ホワイトボードに板書します。)

 

T:「~かな(あ)」は「~ますか?」と同じです。質問するとき、使います。

1人のとき、自分で自分に質問するときも使います。話すときに使います。

導入例2

先生
例1の話題の流れで、例2を導入します。

T:日曜日、私は映画を見る予定です。

(上映している映画を調べておき、ホワイトボードに写真などを提示できるとよいでしょう。)

(映画を1つ指して)

T:私はこの映画を見ます。でもこの映画は面白いかどうかわかりません。

この映画は面白いですか?

この映画は面白いかな(あ)

(ホワイトボードに板書します。)

 

T:「~かな(あ)」は「~ますか?」と同じです。質問するとき、使います。

1人のとき、自分で自分に質問するときも使います。話すときに使います。

(導入文を使って接続を確認します。)

学習者がよくする文法「~かな(あ)」の誤用例

先生
聞き手に向けて使われる場合は、遠回しに許可を求める気持ちを表すこともあるので、導入場面をしっかり固めてから導入しましょう。

プラスα

余裕のあるクラスには許可の意の導入を行ってみましょう。

例1:Sさん、これを運んでくれるかな?(=Sさん、これを運んでくれますか?)

例2:Sさん、これを読んでくれるかな?(=Sさん、これを読んでくれますか?)

目上の人には失礼になるので、友達、子供など使う相手が限定されることをしっかり教えてから、練習をしましょう。

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日本語教師キャリア マガジン編集部

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日本語教師キャリア マガジン編集責任者。これまで1,000名以上の日本語教師との面談実績あり。特に就職や転職の分野に強く、養成講座や検定試験など日本語教育に関わる有益な情報を経験を織り交ぜながら発信中!直近では「日本語教育の質の向上」を目指している。