【文法解説】日本語能力試験JLPT N4「(形容詞)する」例文・導入・誤用例も!

先生
こちらの記事は下記のような方を想定した文法解説記事となっております!

  • 日本語能力試験JLPT N4の文法「(形容詞)する」を初めて教える事になった日本語教師
  • 久しぶりに「(形容詞)する)」の文法を教えることになり内容を確認したい日本語教師
  • 日本語教師になることに興味がある/勉強中の方

文法「(形容詞)する」の概要

記事中に登場する記号の見方

記号の見方:品詞

V(Verb)…動詞

いA(i-Adjective)…い形容詞

なA(na-Adjective)…な形容詞

N(Noun)…名詞

Adv(Adverb)…副詞

意味

対象をある状態に変化させる

〈英訳〉make it 〜(形容詞)

接続

いAく+する

なAに+する

JLPTレベル

日本語能力試験JLPT N4

該当文法が使わているテキスト

文法「(形容詞)する」とよく一緒に使われる単語

い形容詞

  • 大きい
  • 難しい
  • 冷たい
  • 安い
  • 甘い

な形容詞

  • きれいな
  • 簡単な
  • 静かな
  • 有名な
  • 元気な

文法「(形容詞)する」を使った例文

  • そのCDの音は小さいです。もっと大きてください。
  • このクイズは簡単です。難ししましょう
  • 冷蔵庫でビールを冷たする
  • このコップを二つ買うなら、安しますよ。
  • コーヒーには砂糖をたくさん入れて、甘します
  • 彼女が来るので、部屋をきれいしました
  • 今日のテストは難しかったです。次は簡単てください。
  • ここは図書館ですから、静かてください。
  • この曲は彼女を有名しました
  • 母の料理はいつも私を元気します

文法「(形容詞)する」を使った導入例

導入例1

先生
先生が生徒のうちでコーヒーを飲む場面で、好きなコーヒーの飲み方について言います。

A:先生、コーヒーです。どうぞ。

先生:ありがとうございます。私は冷たいコーヒーが好きです。氷を入れて、冷たてください。

A:わかりました。

先生:わたしは甘いコーヒーが好きです。砂糖を入れて、甘てください。

A:わかりました。

先生
ここで学習者に先生はAさんに何を言ったか尋ねます。

生徒:冷たくしてください。 甘くしてください。

先生:冷たい、します、冷たくします。 甘い、します、甘くします。

冷た + します → 冷たくします

 + します → 甘くします

先生
な形容詞を使った例文も出して、「い形容詞→くする」「な形容詞→にする」という接続であることに気づかせましょう。
 

学習者がよくする文法「(形容詞)する」の誤用例

先生
い形容詞、な形容詞のまま接続することがあるので、何度も練習を行いましょう。

誤用例) 

熱い   →  熱いくする

小さい  →  小さいくする

きれいな →  きれいくする (「きれいな」はな形容詞

The following two tabs change content below.
日本語情報バンク編集部

日本語情報バンク編集部

日本語情報バンク編集責任者。これまで1,000名以上の日本語教師との面談実績あり。特に就職や転職の分野に強く、養成講座や検定試験など日本語教育に関わる有益な情報を経験を織り交ぜながら発信中!直近では「日本語教育の質の向上」を目指している。