【文法解説】日本語能力試験JLPT N4「〜そうです(直前)」例文・導入・誤用例も!

先生
こちらの記事は下記のような方を想定した文法解説記事となっております!
  • 日本語能力試験JLPT N4の文法「〜そうです(直前)」を初めて教える事になった日本語教師
  • 久しぶりに「〜そうです(直前)」の文法を教えることになり内容を確認したい日本語教師
  • 日本語教師になることに興味がある/勉強中の方

文法「~そうです(直前)」の概要

記事中に登場する記号の見方

記号の見方:品詞

V(Verb)…動詞

いA(i-Adjective)…い形容詞

なA(na-Adjective)…な形容詞

N(Noun)…名詞

Adv(Adverb)…副詞

意味

もうすぐ何かが起きることを伝える表現

〈英訳〉An expression to say something is happened soon.

接続

Vます+そうです

JLPTレベル

日本語能力試験JLPT N4

該当文法が使わているテキスト

文法「~そうです(直前)」とよく一緒に使われる単語

副詞

  • もうすぐ
  • 今にも
  • そろそろ
  • あと少しで

文法「~そうです(直前)」を使った例文

  • もうすぐ桜が咲きそうです
  • 今にも雨が降りそうです
  • あと少しでお茶がなくなりそうです
  • 荷物が重くて、袋がやぶれそうです
  • テーブルの上のコップが落ちそうです
  • あと少しでお湯がわきそうです
  • 今にも赤ちゃんが起きそうです
  • もうすぐ授業が終わりそうです
  • 電車はもうすぐ東京駅に着きそうです
  • あの女の子は今にも泣き出しそうです

文法「~そうです(直前)」を使った導入例

導入例1

先生
空が暗くて、もうすぐ雨が降るという場面を提示します。

先生:(暗い空の絵もしくは写真を見せる)
先生:見てください。今、どんな天気ですか? 晴れていますか?
生徒:いいえ、晴れじゃないです。天気が良くないです。
先生:そうですね、では、雨は降っていますか?
生徒:いいえ、降っていません。
先生:そうですね、降っていません。でも空が暗いですから、多分もうすぐ雨が降ります。
「もうすぐ雨が降りそうです。」

先生
ここで学習者にどうしてもうすぐ雨が降ると思ったかを質問します。

生徒:空が暗いからです。空が暗いのを見て、「もうすぐ雨が降りそうです」と思いました。

導入例2

先生
家で子どもがアイスクリームを食べている場面を提示します。

子ども:お母さん、ただいま。

お母さん:お帰りなさい。

子ども:お母さん、アイスクリーム、食べてもいい?

お母さん:いいですよ。はい、どうぞ。

子ども:ありがとう! 冷たくておいしい。もう一つ食べてもいい?

お母さん:いいですよ。あ、アイスクリームがあと2つしかないわ。

子ども:本当だ。あと少しでアイスクリームがなくなりそうだね。

先生
ここで学習者に先生はアイスクリームがまだあるかを質問します。

生徒:アイスクリームはあと2つしかありません。

生徒:あと少しでアイスクリームがなくなりそうです。

学習者がよく間違う似た文法

「〜そうです」(N4)には「直前」「伝聞」「様態」の意味があります。接続によって伝えたい内容の意味が変わってきます。

「直前」:Vます+そうです

「伝聞」:普通形+そうです

「様態」:いA+そうです、いA+くなさそうです、なA+そうです、なA+じゃなさそうです

【文法解説】日本語能力試験JLPT N4「~そうです(伝聞)」例文・導入・誤用例も!

2021/4/29

【文法解説】日本語能力試験JLPT N4「~そうです(様態)」例文・導入・似た文法も!

2021/4/29

学習者がよくする文法「~そうです(直前)」の誤用例

先生
伝えたい内容によって、正しい接続方法が選べるように注意しましょう。

例)コーヒーを飲むためにお湯を沸かしていて、もうすぐお湯が沸く場面

誤)もうすぐお湯がわくそうです。(伝聞)
正)もうすぐお湯がわきそうです。(直前)

 

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日本語情報バンク編集部

日本語情報バンク編集部

日本語情報バンク編集責任者。これまで1,000名以上の日本語教師との面談実績あり。特に就職や転職の分野に強く、養成講座や検定試験など日本語教育に関わる有益な情報を経験を織り交ぜながら発信中!直近では「日本語教育の質の向上」を目指している。