【文法解説】日本語能力試験 JLPT N5「〜たり〜たり」例文・導入例・誤用例も!

先生
こちらの記事は下記のような方を想定した文法解説記事となっております!

  • 日本語能力試験 JLPT N5の文法「〜たり〜たり」を初めて教える事になった日本語教師
  • 久しぶりに「〜たり〜たり」の文法を教えることになり内容を確認したい日本語教師
  • 日本語教師になることに興味がある/勉強中の方

文法「〜たり〜たり」の概要

記事中に登場する記号の見方

記号の見方:品詞
V(Verb)…動詞
いA(i-Adjective)…い形容詞
なA(na-Adjective)…な形容詞
N(Noun)…名詞
Adv(Adverb)…副詞

意味

いくつかの行為や事柄の中から、代表例を2、3挙げていう表現
〈英訳〉V1 and V2

*「〜たり」は一つでも使えます。

接続

V1(た形)+ り +  V2 (た形)+ り

JLPTレベル

日本語能力試験 JLPT N5

該当文法が使わているテキスト

文法「~たり~たり」とよく一緒に使われる単語

動詞

  • する
  • 見る
  • 聞く
  • 行く
  • 食べる
  • ある
  • いる

文法「〜たり〜たり」を使った例文

  • 週末は買い物をたり、映画をたりしました。
  • 暇な時は本を読んだり、音楽を聞いたりします。
  • 遊園地ではジェットコースターに乗ったり、ショーをたりしました。
  • 朝は学校の準備をたり、お弁当を作ったり忙しいです。
  • 日本語学校では日本語を勉強たり、文化体験に参加たりしました。
  • 長生きするために運動たり、野菜を食べたりしています。
  • 京都ではお寺に行ったり、抹茶ソフトクリームを食べたりしました。
  • 春休みは友達と、桜をたり、ピクニックをたりするつもりです。
  • 日本で母と一緒にお寿司を食べたり、観光たりしたいです。
  • 小さい時は川に行ったり、公園に行ったり、よく外で遊びました。

文法「〜たり〜たり」を使った導入例

導入例1

先生
学生に週末したことについて聞きます。

教師:メアリーさん、週末はどうでしたか?

メアリー:忙しかったです。郵便局に行きました。それから、銀行に行きました。買い物もしましたし、家の掃除もしました。用事がたくさんあったので、少し疲れました。

教師:それは大変でしたね。

 

教師→学生:メアリーさんは週末何をしましたか?

学生:郵便局に行きました。銀行に行きました。

教師:そうですね。

先生
ここで白板にキーとなる文を書きます。

メアリーさんは、週末、郵便局に行ったり、銀行に行ったりしました。

導入例2

先生
彼女についての話をしています。

チン:ベンさんは彼女、いますか?

ベン:いいえ、いません。でもほしいです。

チン:じゃあ、ベンさんは彼女と何をしたいですか?

ベン:彼女と一緒にデートしたいです。ショッピングもしたいですし、遊園地にも行きたいです。

チン:いいですね。僕は来週彼女とデートです^^

ベン:うらやましい!

 

教師→学生:ベンさんは彼女と何をしたいですか?

学生:ショッピングもしたいです。遊園地にも行きたいです。

教師:そうですね。

先生
ここで白板にキーとなる文を書きます。

彼女とショッピングしたり、遊園地に行ったりしたいです。

学習者がよくする文法「〜たり〜たり」の誤用例

先生

例示・並列の「~たり~たり」の「~」の部分は、同じグループの言葉がくる必要があります。
また、たくさんのことの中から、大事だと思うことや代表例を述べる表現なので習慣的にしていることや、わざわざ言う必要がないことを「~たり~たり」で言うことはできません。

✖️昨日はレストランでご飯を食べたり、会議があったりしました。(「レストランでご飯を食べた」と「会議があった」は同じグループではありません。)
◯昨日は東京から社長が来たり、会議があったりした。(会社の出来事)

✖️昨日の夜はお風呂に入ったり、寝たりしました。(誰もがするような当たり前のことを言うことはできない。)
◯昨日の夜はテレビを見たり、部屋の掃除をしたりしました。

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日本語情報バンク編集部

日本語情報バンク編集部

日本語情報バンク編集責任者。これまで1,000名以上の日本語教師との面談実績あり。特に就職や転職の分野に強く、養成講座や検定試験など日本語教育に関わる有益な情報を経験を織り交ぜながら発信中!直近では「日本語教育の質の向上」を目指している。