【文法解説】日本語能力試験JLPT N3「〜ている場合じゃない」例文・導入・誤用例も!

 

先生
こちらの記事は下記のような方を想定した文法解説記事となっております!

  • 日本語能力試験JLPT N3の文法「〜ている場合じゃない」を初めて教える事になった日本語教師
  • 久しぶりに「〜ている場合じゃない」の文法を教えることになり内容を確認したい日本語教師
  • 日本語教師になることに興味がある/勉強中の方

文法「〜ている場合じゃない」の概要

記事中に登場する記号の見方

記号の見方:品詞

V(Verb)…動詞

いA(i-Adjective)…い形容詞

なA(na-Adjective)…な形容詞

N(Noun)…名詞

Adv(Adverb)…副詞

意味

今やっていることをやめて他のことをした方がいいことを勧める。
〈英訳〉Recommend that you should stop what you are doing and do something else.

接続

V(て形)+ いる場合じゃない

JLPTレベル

日本語能力試験JLPT N3

該当文法が使わているテキスト

文法「〜ている場合じゃない」とよく一緒に使われる単語

動詞

  • 遊びます
  • 起きます
  • します
  • みます
  • います
  • 食べます

文法「〜ている場合じゃない」を使った例文

  • 早く学校に行きなさい。ゲームをして遊んでいる場合じゃないでしょう。
  • 明日は仕事の面接があるんだから、遅くまで起きている場合じゃないよ。早く寝た方がいいよ。
  • 母が救急車で病院に運ばれたと電話があった。友だちとカラオケをしている場合じゃない。早く病院に行かなくちゃ。
  • 今週末にテストがあるから、だらだらといつまでもテレビを観ている場合じゃない
  • もうすぐアルバイトが始まる時間だ。いつまでも家でのんびりし場合じゃない。早く準備して家を出なくては。
  • 本当にやせたいと思っているなら、お菓子を食べている場合じゃないでしょう。
  • 自分の会社を作りたいと思うなら、本ばかり読んでいる場合じゃない。行動してみよう。
  • 交差点で車と人がぶつかった。ぼうっとしている場合じゃない。早く救急車を呼ばなくては。
  • 彼女のことを大切な友だちだと思うなら、意地を張っている場合じゃない。早く仲直りした方がいい。
  • いつまでも寝ている場合じゃない。集合時間に間に合わないよ!

文法「ている場合じゃない」を使った導入例

導入例1

先生
もうすぐ8時になる時計と、まだパジャマ姿でだらだらTVを見ている男の子の絵を見せます。

T=教師、S=学習者

T:この時計を見てください。もうすぐ何時になりますか。
S:もうすぐ8時になります。
T:この男の子を見てください。今、何をしていますか。
S:TVを見ています。
S:パジャマを来ています。
T:今日は学校があります。学校は8時から始まります。この男の子は学校に間に合いますか?
S:間に合いません。
T:この男の子は、パジャマで TVを観ていていいですか?
S:良くないです。学校に行った方がいいです。
T:そうですね、早く学校に行った方がいいですね。TVを観ているのはダメですね。
T:「TVを観ている場合じゃない。早く学校に行った方がいい。」(リピートを促す)
S:「TVを観ている場合じゃない。早く学校に行った方がいい。」(リピート)

導入例2

先生
痩せたいと思っている女の子が、お菓子をたくさん食べている絵を見せます

T:この女の子を見てください。この女の子は何をしていますか。
S:お菓子を食べています。
T:そうですね。お菓子を食べています。たくさん食べています。でも見てください。この女の子は何を考えていますか。
S:痩せたい。
T:そうですね、痩せたいと思っています。
T:この女の子は痩せたいです。たくさんお菓子を食べます。いいですか?
S:良くないです。
T:良くないですね。痩せたいです。たくさんお菓子を食べない方がいいです。
T:「痩せたいなら、お菓子を食べている場合じゃない。」(リピートを促す)
S:「痩せたいなら、お菓子を食べている場合じゃない。」(リピート)

学習者がよくする文法「~ている場合じゃない」の誤用例

先生
て形で接続することを学習者に定着させましょう。

誤)ダラダラする場合じゃない。早く仕事に行かなきゃ。
正)ダラダラしている場合じゃない。早く学校に行かなきゃ。

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日本語情報バンク編集部

日本語情報バンク編集責任者。これまで1,000名以上の日本語教師との面談実績あり。特に就職や転職の分野に強く、養成講座や検定試験など日本語教育に関わる有益な情報を経験を織り交ぜながら発信中!直近では「日本語教育の質の向上」を目指している。