入国規制緩和後、今年第一陣の中国人留学生がすでに日本へ

中国の華僑華人向けニュースサイトの中国僑網は11日、「今年第一陣の中国人留学生がすでに日本へ赴き入学」と題し、日本の華字紙・中文導報の報道の一部を転載して、次のように伝えている。

日本政府が10月から留学生の入国を開放する政策を発表したことを受け、約9000人の中国人学生が日本へ留学し、うち約5000人が日本語学校を通じて来日することになる。日本の和風教育グループによると、傘下の学校ではこれまでに300人の中国人学生が相次いで日本に入国し、入学手続きを済ませている。

和風教育グループの代表者、袁列氏によると、毎年来日する中国人留学生の総数は3万人未満で、うち約1万8000人が日本語学校を通じて日本に向かう。今年は新型コロナの影響で、多くの学生が留学時期を延期したり留学計画を諦めたりしており、現在の人数は例年の3分の1程度とみられている。入国管理局の政策が絶えず調整されているため、今年留学予定だった学生の多くが2021年1月または4月の入学へと変更した。現在、傘下の学校では300人の中国人学生が相次いで日本に入国して学んでいる。11月末から12月初めまでは来日して入学手続きする学生が絶えないとみられる。

参照:Record China

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伊藤えり子

運営情報
関東在住の現役日本語教師。日本語教育能力検定試験、日本語教師養成講座を保持。実際の指導はもちろんのことオンライン事業立ち上げや教材の開発、また一般企業で経験を活かした独自の視点で情報を発信中。日本語教師キャリア マガジンのライター